「ネットの声にダメージ受けない」鈴木福 芸歴19年目で語る“有名税”との向き合い方
でも、仕事もやらなきゃ』という葛藤で。基本的に、仕事を辞めたいと思ったことはないんですよ」
『マルモのおきて』が放映されたのは’11年。その3年前にTwitterが日本でリリースされており、鈴木のブレイクはTwitter草創期と重なっている。そのため、ネットの声に晒されることもあった。ときに著名人に対する心無い声は“有名税”ともいわれるが、そういった声とどのように向き合ってきたのだろうか。
「ネットの声はよく見ますよ。ただ、ネットの声にダメージを受けることってそんなにないんですよね。気にならないっていうのとは、ちょっと違うんですけど。
本当の僕のことを知っている人から言われたら『そっか』ってなるんですけど、そうでもない人に言われても。ある程度、わかっていることしか言ってこないから、ネットに書いてる人たちって。自覚していることを言われても、『そりゃ、そう思うよな』と。
あと自分が発信したり発言したりした、その一部だけを取って感想を書いている人って、結局わかってないじゃないですか。『まただ』とは思いますけど、わかってない人たちに対して怒っても仕方がないから。傷ついたことも全然ないし、『わかってねえな。