蓮舫氏インタビュー<文句ばかり><裏金は都知事選に関係ない><都政をどうする?>批判にすべて答える
蓮舫氏はこれまでも<批判ばかり>というレッテルと戦ってきた。だが、国会での質疑を通じて、行政をよい方向に進めてきたという自負がある。
昨年の国会でも、蓮舫氏らの質疑によって、“基金”の見直しが進んでいる。この点について、阿佐ヶ谷で6月9日に行われた街頭演説で、辻元清美参議院議員(立憲民主党)はこう指摘した。
「予算委員会で、蓮舫は“基金”の問題に切り込みました。その結果、政府は200の基金を全部見直さざるを得なくなったんです。蓮舫のたった30分ぐらいの質問で、200もある基金の全部が点検になったんです」
基金とは、複数年度にわたる政策事業に対し積み立てるもの。しかし、一度基金が積まれると、国会の審議が必要なく各省庁の裁量で使用できるため、無駄が多いことが問題となっていた。
国会で、蓮舫氏はじめ複数の野党議員が指摘したことによって、現在、政府は15事業の廃止を決め、無駄な基金の国庫返納を進んでいる。■「直近の選挙結果が政治資金改革の後押しになる」
では、「国政と都政」の関係についてはどうだろう。元大阪府知事の橋下徹氏は、前出の真鍋氏の発言にかぶせるように、Xでこうコメントしている。