aikoを脅し、スタッフも一掃…24年支配された“育ての親”プロデューサーの「洗脳手口」
ファンの間でもaikoにとって不可欠な存在とされていたのだが――。
「’05年ごろ、Nさんがaikoさんのマネージャーから外されてしまったのです」(前出・ファンの女性)
突然の出来事に、ファンの間には衝撃が走った。それだけでなく、ほかのスタッフたちもすべて入れ替えになる事態が同時期に起こったという。
「いま考えてみると、千葉被告が自分以外のスタッフを遠ざけるために一掃したのかもしれません」(前出・ファンの女性)
これが千葉被告による“排除”だとすれば、典型的な洗脳の図式であると前出の横山さんは言う。
「コントロール権を自分だけが握るために、その障害となる存在を遠ざけ、支配したい人物を孤立させるという手法です。支配対象の態度の変化を感じ取ったときなどに、環境を劇的に変えてしまうのです」
’09年には千葉被告が「buddy go」の役員に就任している。aikoは公判で、千葉被告から、
「おれがいなくなったら、バンドメンバーが集められなくなるよ」
そう脅迫めいたことも言われたと証言している。前出の横山さんが続ける。
「aikoさんにとっては、千葉被告に対し『なんだかおかしい』というモヤモヤした感情が昔からあったのかもしれません。