WAHAHA本舗40周年 久本雅美振り返る駆け出し時代「股間を向けた先にいた“見られたくなかった人”」
スタート時から……。
喰:あるんだけど周りがやってて久本にはやらせなかったの。僕は久本をワハハの原田知世だと思ってたから。
――ちょっと待ってください!(笑)
大久保:そこ食いつく!(笑)
梅垣:止めたい気持ちになるね。
久本:最初の頃はかわいい役が多かったのよ。
喰:でも5か6回目のときにストーリーは無しで忘年会的なバラエティショーをやりたいとなって。それでやったら当たって、そっから先はそっちに変わっちゃたの。
――具体的にはどんなショーをやってたんですか?
梅垣:久本と柴田(理恵)の着ぐるみの衣装のデザインが女性器だったネタがありましたね(笑)。
――女性器を擬人化したネタということですか。
久本:そうそう。だから好き嫌いが激しい劇団だったのよ(笑)。でもね、みんなワハハは下ネタばっかりやっている集団だと思っているけど、そうじゃない。
例えば裸スーツ(裸に見える全身タイツ)の衣装はどっから見ても裸に見えるんだけども、その裸スーツを着てル・バルのかっこいい音楽で男女が踊るとか、ちゃんとアイデアがあるんです。ただ単に下品な言葉を〇〇!って叫んでるわけじゃないんですよ。