WAHAHA本舗40周年 久本雅美振り返る駆け出し時代「股間を向けた先にいた“見られたくなかった人”」
ここが大事なの。
――かっこいい曲を流してギャップの笑いを生み出しているんですね。
久本:他にも真っ裸で殺陣をやっていく『裸侍』。裸だけどどんな立ち回りをしても局部は絶対に見せないというところでみんなが大笑いする訳ですよ。
■「股間を向けた相手がおじだった」
――緊張と緩和が笑いを生むんですね。ワハハは変った公演もやってましたよね。
久本:「浅草花やしき」を貸し切った公演をやりました。
喰:綱渡りをやるときバランスをとるために長い棒を持ってるじゃないですか。
それを梅垣がジェットコースターのレールの上をバランスの悪い棒を持たされて歩くというのをやったりしました(笑)。
――今だったらできないかもしれませんね(笑)。
喰:後は「SMお神輿」というのをやりました。男性陣が「ワッショイ、ワッショイ」って神輿を担いで、その上にSM嬢の衣装を着た久本と柴田が乗って「お前ら!」ってムチでバシバシやって園内を練り歩くというのとか。
――ディズニーランドでいうエレクトリカルパレードみたいなことですね(笑)。若手時代に失敗した経験はありましたか?
久本:「スーパーカスガール」というキャラですね。