親だけの婚活パーティに潜入!親目線の“結婚の決め手”は?
「この資料には、参加者の子どもたちのプロフィールのようなものが記載されているんです。交流会が始まるまでに資料から相手の年齢や条件を確認し、子に紹介したい人を10人ほどに絞っていきます」(升村さん)
会場での座席番号と、子どもの年齢、婚歴、血液型から、最終学歴、職業、身長、体重、趣味、そして長所が記載されている。名前や連絡先は、書かれていない。会場入りした親たちは、真剣にそれをチェックしているのが見て取れる。
資料に目を通すこと40分弱、いよいよ交流会がスタート。最初の40分は、息子を持つ親が、資料でチェックした娘を持つ親の席へと向かい、情報交換を行う。親同士の話が進むと、子どもの写真つきの自己紹介書を交換する。名前や連絡先は、この自己紹介書に載っている。
次の40分間は、娘を持つ親が、目星をつけた息子さんの親の席へ移動する番だ。医師や公務員の息子の親には何人もの親が集まっているようだが……。
「条件により男性のほうが明暗の分かれる傾向があります。娘さんの親は、お嫁に出した後のことも心配でしょう。