親だけの婚活パーティに潜入!親目線の“結婚の決め手”は?
近くに置きたい気持ちもあるので、転勤の有無なども考えているようです」(升村さん)
しかし、35歳の娘の父親は、本誌記者に力強くこう語った。
「結婚すれば、親同士の付き合いも当然あるわけで。職業ももちろん大事ですが、やっぱり親同士の話が盛り上がらないと、送り出しづらいですよね、親子の性格は似るって言うし(笑)。隣の人とは趣味も一緒でさっきからずっと話しこんじゃって……この人が男の子の親だったら決めちゃってもよかったんだけどなあ(笑)」
親同士が自己紹介書を交換したあとは、実際に会うかどうかを子どもたちが決める。先方に会う気がない場合は、2週間以内に先方に自己紹介書を返却する決まりになっている。会場では「自己紹介書が足りない!」とコピー機を借りる親も。盛況のうちに交流会は終了した−−。
升村さんは、“親婚活”が活発に行われている状況をこう見ている。
「テレビなどで有識者が、『親が婚活してだらしない』『ふがいない』とおっしゃいますが、まったく違います。