堀江貴文が教える「商売の勝ち方」たったひとつの条件
に引っかけて、願掛けアイテムとして売ったのだ。反響は上々で、全国から注文が殺到し、高値で売れたという。
自己投資と称して、英会話教室に通ったり、ITの資格を取ったり、著名人のセミナーに通ったりするのは「頑張っておいしいりんごを作る」のと同じ努力である。
単なる「英語が堪能な人」「ITの資格を持っている人」を目指したところで、似たような人間は山ほどいる。
「頑張る自分が好き」ならそれでもいい。しかし、本当に希少価値の高い人材を目指すのであれば、その戦法は通用しない。あなたが愚直に頑張っている間に、賢い人は、語学や資格を凌駕する希少価値を手早く掴み取り、先に行ってしまう。
使うべきは、時間でも労力でもない。
お金ですらない。「頭」なのだ。
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以上、堀江貴文氏の新刊『すべての教育は「洗脳」である~21世紀の脱・学校論』(光文社新書)から引用しました。