お弁当で知る県民性 おかず最多は島根県、“弁当嫌い”は…
つまりお弁当は、地域の食文化が集約されているといえるんです」
ふだん、お弁当に入れるおかずの品数は、全国平均では「4.5品」。島根県に続いて、2位は山形県の「5.7品」、3位が富山県の「5.5品」と、いずれも日本海側に位置する県がトップ3を占めた。
反対に、おかずの品数がいちばん少ないのは、平均3.8品という群馬県。続いて、千葉県、沖縄県という結果になった。関東圏は、比較的“シンプル”にお弁当を作る傾向があるようだ。
ゴージャス全国一が島根県なら、日本一のお弁当作りに積極的な“お弁当大好き”県1位は、新潟県という結果が出た。続いて、2位は岩手県、3位は秋田県という結果に。
「『平日ほぼ毎日お弁当を作る』人の割合が『32.7%』。
“お弁当好き”な県は、いわゆる“米どころ”といわれている地域が上位にランクインしているのが特徴ですね」(渡辺さん)
お弁当を作る頻度が低いのは埼玉県、東京都、神奈川県と、関東に集中。