“バリアフリー着物”開発した80歳女性語る起業のきっかけ
これらをビジネスに結び付けたのは、どういう理由で?
「着物を着られた私の喜びを多くの人に伝えたいと思いました。そこで友達同士で、仲よしこよしでやってもいいでしょう。でも、それでは私の周囲だけでしか広がりません。厳しいけれど商売として取り組まなければ、私の思いは伝わらないと考えたのです。また私の病気が再発する可能性も。教室で教えることで、生徒さんには、私の分身のような存在になってもらい、思いをいつまでも伝えられたらと思いました」
現在、鈴木さんは、老人介護施設や障害者施設で、ボランティアの着物体験会を数多く行っている。
「着物を羽織るだけで高齢者や障害者の方々の顔がパッと明るくなります。そんな着物の魅力をもっと若い人や外国人に知ってもらいたいのです。
今度の東京五輪・パラリンピックに集まる世界中の人たちにも、着物をぜひ体験してもらいたいですね」
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