4人以上の会話が苦手…“席の位置”変えれば直るんです!
人間の脳は、選択肢が増えると処理が追いつかなくなります。その境が3と4だと気がつきました」
岩本さんは、4人以上の集まりでは「2番手を目指せ」と語る。
「この場合1番手とは、集まりの中で、もっともよく話をする人をさします。3番手は、口数が少ないが1番手への憧れがある。最も口数の少ない4番手は自分の意見が言えず、みんなの記憶に残りません。グループで自分からガツガツ話さないけれど嫌われず、1番手からも信頼され話を振ってもらえるのが2番手です。この会話の“パス”が集まる2番手を目指しましょう。役割は、1番手のパスを受けたら、別の人にパスを出し話をつなぎ会話を広げることです」
サッカーの中盤のミッドフィルダーのように自分のゴールよりも仲間にボールを「つなぐ」。
これを会話に応用する。まず1番手から「話を振られる」必要があるが、これにはコツがある。
「まず大事なのは座る場所です。脳は左からの情報を取得しやすく、そして人は左から右へと視線を動かします。1番手から見て左側に座ることで話を振られやすくなります。