全部当てはまれば“スマホ廃人”!依存度チェックリスト
中高生にも増えていますが、私が取材したなかには、主婦たちの例も多かったのです。日中ひとりで過ごす時間の長い主婦だけに、スマホに依存しやすいのだと思います」
冒頭の秋葉さんが、家事の合間の在宅ワークにできればと始めたのはポイントサイト(別名「お小遣いサイト」)だった。人気のものは数百万人のユーザー登録者数を誇っている。サイトによって違いはあるが、「広告を見る」「資料請求する」「アンケートに答える」などのメニューがある。たとえば「広告を見る」というメニューを選び、CM動画を視聴したら10ポイント。初日はお手軽にスマホをいじっているだけで、数百ポイントためることができた。
「ためたポイントによって、ショッピングサイトのギフト券がもらえたり、電子マネーに交換したりできます。『今月は20万円稼いだ』なんて書き込みもあって、私も頑張ろうと思ったのです」(秋葉さん)
いつしか秋葉さんの生活はポイント獲得を中心に回っていくようになり、かなりの収入があった月もあった。
しかし、落とし穴があった。“無料でお試し”のつもりだったものが、実際には“定期購入”に申し込んでしまっていたのだ。