中村獅童 結婚3年目…がん手術リハビリ支えた妻が悲願の妊娠
何より本当におめでたなら報告があるだろうと、そこで話は終わったんです」(前出・歌舞伎関係者)
松竹関係者は、こう語る。
「妊娠後、獅童さんのがんが発覚したので、発表することを控えていたのではないでしょうか。歌舞伎は世襲の世界。ましてや、主役を演じる大きな名前を持つ役者さんなら、芸を継いでくれる子供が欲しいのは当然でしょう」
現在、獅童はリハビリに励む日々を送っている。彼に課せられた最初の試練は、肺に残った切除時に漏れた血を吐きだすこと。
「縫ったばかりの傷だって痛いのに、薬を吸入して無理に咳き込ませ、吐き出す作業を毎日繰り返すんです。健康な人でもしんどいと思います」(医療関係者)
前出の歌舞伎関係者はこう語る。
「来月には記者会見を開いて、本人の口から舞台への復帰を報告することになると思いますが、8月以降で無理のないお役からとなるでしょう。
もちろんわが子の誕生を見届けてからの復帰も考えられます。妊娠がわかって、喜んでいた矢先にがんが見つかったわけですから、『この子に会いたい、俺は生きる!』という気持ちは、つらい闘病の支えとなっていたはずです。