「中村獅童」について知りたいことや今話題の「中村獅童」についての記事をチェック! (1/10)
フリーアナウンサーの中村仁美が16日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】「このシャツワンピ、爽やかすぎる…!」中村仁美、春の装いにファンも釘付け「完全防備で特訓」と綴り、写真をアップした。テニスの特訓をしたことを報告。万全の日焼け対策に「誰?」と思わず自身の投稿で語った。しかし「#たまたま来ていたスクールのコーチに#打ち方で私とバレる」とハッシュタグで綴り、完全防備の姿もスイングのクセでコーチに見抜かれたことも投稿した。 この投稿をInstagramで見る 中村仁美(@nakamura_hitomi_official)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「コートでひじょーによくある風景ですね」「わあ〜仁美さん、テニスやわ、強盗スタイルだね~感動的やわぁ~、新しい珍発見やわ~、ワンダフルやわぁ~」などのコメントが寄せられていた。
2025年04月17日日本の文化・芸能の保存、向上に寄与した人物を表彰する『第46回松尾芸能賞』の贈呈式が3月31日、都内で行われた。歌舞伎俳優の中村獅童(52)が優秀賞を受賞した。贈賞理由は「萬屋一門に生まれながら父が早くに廃業したため若い頃は苦労した。1981年に8歳で初舞台を踏み、その後は十八世中村勘三郎のもとで歌舞伎俳優としての修業を重ね、2001年の平成中村座公演試演会で『義経千本桜』の狐忠信を演じた。2002年に出演した映画『ピンボン』で5つの映画賞の新人賞を受賞して注目を集めた。その後も中村勘三郎のもとでさまざまな役を学ぶ一方、2016年にニコニコ超会議でパーチャルアイドル初音ミクと共演する超歌舞伎『今昔饗宴(はなくらべ)千本桜』の佐藤四郎兵衛忠信を演じて若い観客の支持を集め、以後2024年まで数々の『超歌舞伎』を多くの劇場で上演してきた。令和に入ってからは歌舞伎界を支える俳優の一人に成長。古典から新作歌舞伎、舞踊まで多くの役で実力を発揮してきた。2024年は歌舞伎座で『釣女』の太郎冠者、『魚屋宗五郎』の宗五郎、『上州土産百両首』の正太郎、『権三と助十』の権三、『あらしのよるに』のがぶを演じて優れた演技を見せ、活動の実績が実を結んだ。また同時に長男と次男の初舞台も披露した」という内容だった。贈呈式では、目に光るものが。獅童は「こんな芸能の大先輩とご一緒させていただけて、本当に賞の重みと言いますか…。天童(よしみ)さんの紹介VTRの時にいろいろな写真が出ていて。楽屋でお衣装お召しになってるところを、後ろから直されてる方がいらした。あの方は、きっとお母様だろうなと思って。先ほど楽屋でお聞きしたらやっぱりお母様で。ああいった写真見たり…。私の父が早くに歌舞伎の世界から身を引いておりましたので、母のサポートという部分が大きかったんです。ですので、この賞をいただくことによって、今までの人生を振り返った時に、随分母ともけんかもしたんですけど、本当に僕のために一生懸命やってくれたんだなって…」と万感の思いが込み上げたという。長男・中村陽喜、次男の中村夏幹も初舞台を踏んで以降、大人気に。ゆくゆくは同じ賞を受賞してほしいか問われると獅童は「あまり思わないです。もうライバルなんで、街歩いてても子どものことばっかり言われるので。癪に障りますよ(笑)。子どもに負けないように」とライバル宣言し、ニヤリ。一生懸命な姿を間近で見ているが「あまり期待しすぎず。のびのびと育ってくれればいいなと思っております」と大きな心で話していた。■『第46回松尾芸能賞』【大賞】松平健(演劇)【優秀賞】天童よしみ(歌謡)、川瀬露秋(邦楽)、中村獅童(演劇)、尾上紫(舞踊)【新人賞】林佑樹(演劇)【特別賞】堅田喜三代 (邦楽)【功労賞】大村崑(演劇)
2025年03月31日女優の中村ゆりが16日、自身のインスタグラムを更新。【画像】ミステリアスな眼差しにドキッ…シックで美しい中村ゆりかの新ビジュアルが圧倒的!15日に迎えた誕生日への祝福メッセージに感謝の気持ちを綴った。「15日の私のお誕生日に、沢山の愛情溢れるメッセージをくださり、本当にありがとうございます」とファンや関係者からの温かい言葉に感謝。「随分と大人になったようで…まだまだ未熟さも感じながら、ありがたい出会いを重ねて、こうして支えられております」と振り返った。さらに、「頑張る時はピシッと!(?)抜く時はふにゃー、っと。私らしく歩んで参ります♡☺️♡」と、自身のスタンスを大切にしながらこれからの一年を過ごす意気込みを示した。 この投稿をInstagramで見る 中村ゆり yurinakamura(@yurinakamurawoori)がシェアした投稿 この投稿には、「お誕生日おめでとうございます」「可愛すぎて困ります」「この一年も素晴らしい日々でありますように」といった祝福コメントが多数寄せられ、多くのいいねが集まった。
2025年03月16日BLACK PINKのメンバー、ロゼが28日、インスタグラムを更新した。【画像】中村獅童 ブルーノマーズの公演に参戦!息子・陽喜くんの写真にファン「陽くんに癒されてます❤️」ロゼは「birthday month is almost over grateful for my friends and my number ones :,)」(訳:誕生月がもうすぐ終わります 友達や大切な人たちに感謝:,)と綴り、写真を複数枚アップロード。写真の中には同じくBLACK PINKメンバーのリサや世界的シンガーのブルーノマーズなど豪華な顔触れとなっている。ロゼは28日間しかなかった誕生月「2月」を楽しむことができたようだ。 この投稿をInstagramで見る ROSÉ(@roses_are_rosie)がシェアした投稿 コメントには、リサとロゼのツーショットに対して「」「favorite duo 」などの声が多く寄せられている。
2025年02月28日フリーアナウンサーの中村仁美が20日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】中村仁美、最近の息子の弁当は“丼スタイル”!?「おい、我が家族…」と綴り、写真をアップした。ショートボブにカットし、大幅なイメージチェンジを果たしたが家族が誰もその話題に触れないことを投稿。「#まあまあ短くなったのよ」とハッシュタグで綴り、気づいてほしい心中を投稿した。ファンからは「似合っている」のコメントがあり、中村のイメージチェンジに絶賛の声が贈られている。 この投稿をInstagramで見る 中村仁美(@nakamura_hitomi_official)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「タモリさんなら言うよね。「あ、髪切った?」って」「大袈裟」などのコメントが寄せられている。
2025年02月20日日本の人気声優、中村悠一が20日に自身のインスタグラムを更新した。【画像】中村悠一、“美味しい食事”をシェア!投稿にファンから絶賛の声「ナイス夜空」と綴り自身が撮影した夜空の写真をアップ。綺麗な星空の写真を2枚インスタグラムに投稿した。この写真は専用のカメラで撮影しており、iPhoneで撮影した夜空の写真もXにて投稿している。 この投稿をInstagramで見る 中村悠一(@hi_yuichi_san)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「おぉ~!!!めちゃくちゃ綺麗に撮れてますね!!!」など多数の反応が寄せられている。
2025年02月20日フリーアナウンサーの中村仁美が18日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】中村仁美、黒ワンピで魅了!「ゴゴスマ!」出演前のオフショット公開「お弁当備忘録☺️・ネギ塩豚丼特産品売り場で見つけたねぎ塩豚丼のたれを使って…」と綴り、オフショットを公開。市販のたれを使って作ったという「ネギ塩豚丼」のお弁当のオフショットだ。中村さらに「最近毎度変わらないメインのおかずをこの丼スタイルで持たせるのが多めです✨#お弁当備忘録#お弁当#中学1年男子弁当#曲げわっぱ#900ml」と続け、最近は息子のお弁当を“丼スタイル”で持たせていることを明かした。 この投稿をInstagramで見る 中村仁美(@nakamura_hitomi_official)がシェアした投稿 この投稿にファンから、「お疲れ様です♪男子は丼が大好き❣️それで良いのだ❤️」「お仕事してお弁当も作る、尊敬できます!」など多くのコメントが寄せられている。
2025年02月18日元サッカー日本代表で川崎フロンターレのレジェンド、中村憲剛が23日、自身のインスタグラムを更新。【画像】中村憲剛、“沖縄サッカーキャンプ2025”に参加那覇空港での投稿にファン歓喜沖縄キャンプでの様子を伝える写真を投稿した。キャプションにはシンプルに「⚽️♂️️」と記され、サッカー、ランニング、食事といったキャンプでの充実した日々が垣間見える内容となっている。 この投稿をInstagramで見る 中村憲剛(@kengo19801031)がシェアした投稿 投稿には多くのいいね!が寄せられており、プロ選手時代と変わらぬ情熱で次世代を育てる中村の姿勢に、注目が集まっている。
2025年01月23日2025年7月から8月に東京・新橋演舞場、京都・南座、福岡・博多座で上演される、歌舞伎『刀剣乱舞』の刀剣男士&出演者が発表された。第1作目はゲーム『刀剣乱舞ONLINE』を原案に、歌舞伎版のオリジナルストーリーとして、2023年7月に『月刀剣縁桐(つきのつるぎえにしのきりのは)』の外題で初演。ストレートプレイの舞台、ミュージカル、アニメ、映画などさまざまなメディアミックスが展開されている『刀剣乱舞』から新たに“歌舞伎本丸”が誕生することは大きな話題を呼び、歌舞伎ならではの様式美や趣向を凝らした演出が、刀剣乱舞の世界観と融合し高い評価を得た。第2弾となる今回は、第1作から引き続き、尾上松也演じる三日月宗近、中村鷹之資演じる同田貫正国、中村莟玉演じる髭切、上村吉太朗演じる膝丸、河合雪之丞演じる小烏丸の五振りが登場。さらに本作から、尾上左近演じる加州清光、中村歌昇演じる陸奥守吉行、そして中村獅童演じる鬼丸国綱の三振りが加わり、新たなオリジナルストーリーが届けられる。<公演情報>歌舞伎『刀剣乱舞』原案:『刀剣乱舞ONLINE』より(DMM GAMES/NITRO PLUS)出演:尾上松也 ほか脚本:松岡亮演出:尾上菊之丞 尾上松也【東京公演】2025年7月 東京・新橋演舞場【福岡公演】2025年8月 福岡・博多座【京都公演】2025年8月 京都・南座公式サイト:
2025年01月21日モデルで女優の中村アンが14日、インスタグラムを更新。数枚の写真をアップした。【画像】中村アン「スパルタ先生」指導のピラティス動画が美しいと話題!「2025☁️✨今年もよろしくお願いします♡」と綴った中村。投稿には複数枚の写真がアップされており、自撮りや川辺で遊ぶ姿などたくさんの彼女の姿を見ることができる。 この投稿をInstagramで見る 中村 アン(@cocoannne)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねが寄せられている。
2025年01月14日俳優で歌舞伎役者の中村獅童が8日、自身のインスタグラムを更新。【画像】「ますますお兄ちゃん顔に」中村獅童、息子陽喜7歳誕生日を祝福!「新日本プロレス1.4東京ドーム大会におきましてdouki選手の入場セレモニーに子供達にもサプライズで参加させていただきました」と綴り、数枚の写真をアップした。マスクとメイクでばっちりキメたカッコ可愛すぎる息子さんたちの姿にファンもメロメロのようだ。 この投稿をInstagramで見る Shido Nakamura(@shido_nakamura)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねが寄せられている。
2025年01月08日元サッカー日本代表の中村憲剛が2日、インスタグラムを更新した。【画像】元サッカー日本代表 中村憲剛、NHKサンデースポーツにてJ1優勝争いを占う「召喚カメラ AR」アプリを使った「3D中村憲剛 AR」を体験した様子を公開した。肩に乗った3D中村憲剛のユニークな画像を披露し、ファンにアプリの活用を呼びかけた。「どんどん召喚して投稿してほしい!」とメッセージも。アプリは公式サイトで詳細を確認でき、使い方次第で中村憲剛との日常風景を楽しめる仕様だ。「肩に乗せる」「横でポーズを決める」などアイデア次第で楽しみ方は無限大。中村本人も「ぜひ自分で試して投稿を!」と熱く呼びかけている。 この投稿をInstagramで見る 中村憲剛(@kengo19801031)がシェアした投稿 ファンからは早速「」や「これは面白い!」といった声が続出している。「やってみたい!」と試したくなるコメントが寄せられ、ARを使った新しい応援スタイルに期待が集まっている。
2024年12月02日●子供たちとは対等に付き合うように歌舞伎俳優としての活動のみならず、映画やドラマなどでも活躍している中村獅童。11月22日にWEBで公開されたショートドラマシリーズ『シゴトはもっと楽しめる』の第2弾『ワンチーム、ワンホーム』では、建設業界で働くベテランの坂井を演じている。近年は、長男・陽喜と次男・夏幹との親子共演も注目を集めている獅童にインタビューし、父親として心がけていることや息子たちとの日々について話を聞いた。獅童は息子たちについて、「すでに彼らも舞台に出ているので、父親でもあり、ライバルでもあり、どこか師匠でもあるのかなという気がしています」と述べ、父親として心がけていることを尋ねると「対等に付き合うようにしています」と回答。「遊んであげているというより、一緒に遊んでいる。旅行してあげているというより、一緒に旅行している。じゃんけんや腕相撲などでも、わざと負けることはせず、とにかく対等に向き合って、必ず僕が勝つようにしてます」と説明した。そして、息子たちの歌舞伎に挑む姿から刺激を受けていると明かす。「親がやれと言ったわけではなく、彼らが歌舞伎が好きで始めたので、好きなことをひたむきにがむしゃらに、時には泣きながらでも食らいついていく姿勢は、一生持ち続けてほしいし、自分もいくら年を取っても、がむしゃらな気持ちは忘れちゃいけないなと。初心を思い出させてくれます」「父親ではありますが、兄弟ができたような感覚なんです」とも告白。「僕は1人っ子なので、弟ができたような。だから、家に帰るのもすごく楽しいし、今日の学校での出来事を聞くのも楽しいです」と話した。小学生の陽喜は、学校をとても楽しんでいるそうで、「6時半ぐらいに起きて支度して出かけていて、寝起きはあまり良くないんですけど、学校に行くのが嫌だと言ったことはまだ1回もないです。わざと『休んじゃえば?』と言ってみたことがあったんですけど、『僕行く』と。大雨が降った時に『近くの駅まで車で送ってあげようか?』と言ったら、『僕自分で行く』と言っていて、そういう答えを期待していた自分もいたんですけど、それはうれしかったです」と優しい表情でエピソードを披露してくれた。●子供に期待しすぎず本人の気持ちを大事にまた、「子供に期待しすぎないように注意している」と言い、親の希望ではなく、本人の気持ちが大事だと語る。「役者としても期待しすぎないように。辞めたければいつでも辞めていいし、やりたければずっとやればいいし。こういう風になってもらいたい、こういう学校に入ってもらいたい、こういう役者になってもらいたいと心の中で思ったとしても、本人に伝えるのは親のエゴだと思うので」小学校選びも本人の希望で決めたという。「いろんな学校に見学に行って、どの学校が一番通いたいか聞いたところ、今の学校だったので、受験して入れるといいねと。そして、そこに入ることができて、すごく楽しそうに通っています。正直言うと、上まで続いている学校のほうがいいだろうなという思いもあったんですけど、親が決めるのではなく、本人に決めさせてよかったなと思っています」今後も、子供たちの気持ちを尊重しながら、成長を見守っていきたいという獅童。「子供も家族も笑顔を絶やさず明るい家庭でいられたら」と述べ、「自分自身もいい役者になれるように、一生懸命、作品や役と向き合って、新しい挑戦もしていきたい」とさらなる高みを目指している。ショートドラマ『ワンチーム、ワンホーム』(アシックスジャパン制作)では、建設業界で働くベテランの坂井役を熱演。この役も新しい挑戦になったそうで「リーダー的な役はあまり経験がなかったので、難しくもあり、やりがいも感じました」と話していた。■中村獅童1972年9月14日生まれ、東京都出身。1981年に歌舞伎座「妹背山婦女庭訓」で二代目中村獅童を名乗り初舞台。また、2002年に公開された映画『ピンポン』で注目を集め、2022年放送のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演するなど、俳優としても活躍している。
2024年11月24日あなたにとって、忘れられないヒーローは誰ですか。昔、かっこいいと思っていた存在は、何年経っても憧れの的であるという人も多いでしょう。令和の渋谷に、ヒーロー見参!2024年11月21日、株式会社パルコが手がける、東京都渋谷区にある映画館『シネクイント』が、同年12月20日から映画『ピンポン』のデジタル版をリバイバル上映すると発表しました。2002年に公開された、映画『ピンポン』は、漫画家の松本大洋さんによる同名作品を実写化したもので、曽利文彦さんが監督を、宮藤官九郎さんが脚本を担当しました。主人公を務めたのは、星野裕(通称:ペコ)を演じる窪塚洋介さんと、月本誠(通称:スマイル)を演じる井浦新さん。さらに、中村獅童さんや大倉孝二さん、荒川良々さんなど、そうそうたるキャストが出演しています。★━━━━━━━━━ #ピンポン デジタル版 リバイバル上映決定 ━━━━━━━━━★この冬、究極の青春映画が「初」デジタル版で蘇る! ☑︎名台詞の数々☑︎音楽×映像の融合☑︎CG駆使の試合描写“圧倒的な高揚感”でお届けします12月20日(金)より渋谷シネクイントに見参 pic.twitter.com/HnpvQTCVVu — シネクイント【渋谷駅徒歩3分】 (@cinequinto) November 21, 2024 今回上映されるデジタル版は、当時よりも進化した音響を施しているとのこと。CGを駆使した試合描写や、映画の世界観に合った劇伴音楽を、存分に堪能できることでしょう。20年以上を経て、令和の渋谷に見参することになった、映画『ピンポン』。ネット上では、喜びの声が飛び交っています。・信じられない!映画館で映画『ピンポン』を、ペコとスマイルを観るという夢が叶うの、最高すぎる。嬉しい!・当時観に行って、魂をわし掴みにされました!映像も音楽もキャラクターたちも…本当にすごい映画。・今観ても、色あせずに輝いているように感じられる映画です。大好きなので、絶対観に行きます!リバイバル公開は12月ですが、映画『ピンポン』はそんな冬の寒さを忘れさせるほど熱い、高校生たちの青春の物語。卓球に情熱をかける、高校生たちの奮闘と友情を感じてみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2024年11月22日2024年12月3日(火) に開幕する東京・歌舞伎座「十二月大歌舞伎」。その第一部で上演される『あらしのよるに』に出演する中村獅童、尾上菊之助が、11月8日にそろって取材会に登場、舞台への思いを明かした。きむらゆういちによる絵本『あらしのよるに』は、国内外で多くの読者の心を掴み、今年発刊30年を迎える名作。狼のがぶと山羊のめいという、“食べるもの”と“食べられるもの”の友情の物語は、2015年、獅童主演で京都・南座で新作歌舞伎として上演、その後たびたび再演を重ねてきたが、歌舞伎座での上演は8年ぶり。獅童とこの物語との出会いは、2002年にNHK教育テレビで放送された「てれび絵本『あらしのよるに』」でのことだ。絵本「あらしのよるに」原作イラスト ©あべ弘士『あらしのよるに』シリーズ(講談社)「読み聞かせで、全動物の声を演じました。その時母(故・小川陽子さん、2013年没)と、“これは歌舞伎にできるね”なんて話をしていたんです。その後、さあ南座で何かを、となったとき、せっかくだからあのとき母と話していた『あらしのよるに』をやらせていただけたら、と始まったのがこの作品です。要するに、自分が企画を立ち上げたつもりでいたのです。が、実はその初日前日、松竹の方に呼ばれて、“2002年に獅童さんのお母さまが、いつか獅童が責任興行を打てる役者になったらと、手書きの企画書を持ってこられた”というんです。母が亡くなったあとに少しは親孝行できるかなという気持ちでしたが、またもや母に助けられました」(獅童)母親への思いを語る中村獅童そんな大切な思いが詰まった作品。今回は長男の中村陽喜(6歳)、次男の中村夏幹(4歳)も出演、獅童は「初演当時は生まれてもいなかったので、思ってもみなかった」と感慨深げだ。さらに、「『自分は自分らしく、自分を信じて生きていく。そうすればあなたを信じてくれる友達ができる、仲間ができる』という台詞がある。かぶは、いじめられっ子で誰にも相手にされなくて、ちょっと気が弱くてお人好しの狼ですが、めいと出会うことによって成長していく。“自分らしく自分を信じて”。それは20代の頃、歌舞伎でまだまだお役がつかない頃に母に言われていたこと。どれだけ未来に向かって歩んでいくうえでの心の支え、勇気になったか」と振り返る。「私がこの世から去ったあとも、作品として生き続けてほしい。こうしたストーリーが多くの方たちに愛される時代になれば──偉そうな言い方になってしまいますが、もっといい時代になるのでは、という思いも込めています」。『あらしのよるに』がぶ=中村獅童スチール写真(撮影:加藤孝)『あらしのよるに』がぶ=中村獅童スチール写真(撮影:加藤孝)山羊のめい役で本作に初めてのぞむ菊之助は、獅童とは10年近く共演の機会がなく、会話をすることもほとんどなかったというが、昨年3月に共演した『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』で急接近。獅童からの『あらしのよるに』出演の話を快諾、舞台のこと、歌舞伎の未来のことなど、多くを語り合う仲に。長らく共演の機会がなく、『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』で急接近したという「『ファイナルファンタジーX』以来、獅童さんは私が出演している地方の劇場にも来てくださったり食事をご一緒させていただいたりして、いろんな話をしています。ふたりの関係性、普段話していることが舞台に活かされていくのではないかと思っています。「何としてもお力になりたい」と話す尾上菊之助この作品には、獅童さんの思いの強さが込められている。話を聞かせていただいて、何としてもお力になりたい、この作品の魅力を届けたいという思いは、さらに強くなりました。狼と山羊で食うか食われるかの関係ですけれど、それがどのようにして仲良くなっていくのか、丁寧に作っていけたら」(菊之助)『あらしのよるに』めい=尾上菊之助スチール写真(撮影:加藤孝)『あらしのよるに』めい=尾上菊之助スチール写真(撮影:加藤孝)めい役の白い衣裳をまとったスチール写真の菊之助は、まさに純粋無垢で、ファタジーの雰囲気を湛える。「愛くるしくて、美味しそうに見えないと」と笑ってみせるが、食べられるかもしれない狼に近寄っていくめいというキャラクターを、「芯の強さみたいなものがないと成立しない」と捉え、「一番大事なことは、いかに共通点を見つけるか」とも。「ふたりとも幼い頃に両親を亡くしたとか、お互いに雷が嫌いとか、 “風のうた”が好きとか、そういったお互いの共通点を見つけていって、自分らしく、信念を持って生きることができれば、乗り越えられない壁も、もしかしたら乗り越えられるかもしれない。人と人との交わりが難しくなっていく時代に、とてもふさわしい作品ではないかと感じます」。10年後、20年後、30年後の歌舞伎も視野に入れて「この作品を見た子供たちがやがて成人して、また歌舞伎に戻ってきてくれれば嬉しい」と話す中村獅童新作歌舞伎であっても、表現はあくまでも古典歌舞伎の技法で、とこだわった獅童。「音楽で言えば長唄であり、義太夫であり、演技でいえば、踊りがあって、立ち回りがある。古典の歌舞伎の要素が凝縮されたものづくりです。でも、この作品の義太夫の語りは非常にわかりやすい。絵本の中の言葉ですから。きっと、義太夫というのは役柄の心情を語っているんだな、ということがよくわかります」とアピール。「この作品を見た子供たちがやがて成人して、また歌舞伎に戻ってきてくれれば嬉しい。今日明日のことももちろん大事ですが、我々は10年後、20年後、30年後の歌舞伎も視野に入れておかないといけない」。「虚と実の間に真実がある」と語る尾上菊之助また、作品の魅力について尋ねられた菊之助は、「子供から大人まで愛される作品をつくるという獅童さんの考えから作られた素晴らしい作品。古典に取り組む中で感じているのは、虚と実の間に真実があるということ。狼と山羊のふたりに本当に友情があるのかというと、現実の世界では虚となってしまうけれど、虚実の間の友情、分断されていたふたりがこれから未来に向かって歩いていくこと──。そこに、普遍的な、大事なテーマが隠れていると感じています」と答えた。歌舞伎座「十二月大歌舞伎」仮チラシ初音ミク出演で話題となった『超歌舞伎』で獅童が共演を重ねてきた、澤村國矢の二代目澤村精四郎襲名披露公演でもある。國矢の活躍を受け、獅童が望み、訴えたというそのステップアップが『あらしのよるに』で披露され、「特別な思い」と打ち明ける獅童。「國矢さんは今度、幹部になる。チャンスがあればいい役をやりたい、と思っているお弟子さんは他にも大勢いらっしゃる。大切なものは守りつつ、我々の時代で変えていくところは変えていきたい」と、伝統と革新の大切さを強調した。菊之助も、「國矢さんの精進、それから心意気ですね。若い頃から研鑽を積まれて、基礎の土台をしっかり作られてきた。師匠の背中を見て、師匠のようになりたいという憧れ、舞台に対する思いをもって精進するからこそ、お客さまに応えることができる。私も刺激を受けますし、歌舞伎界全体として、精進を怠らず、前に進んでいこうという気持ちになります」と言葉に力を込める。取材・文:加藤智子<公演情報>「十二月大歌舞伎」【第一部】11:00~『あらしのよるに』二代目澤村精四郎襲名披露【第二部】15:00~一、『加賀鳶本郷木戸前勢揃いより赤門捕物まで』二、『鷺娘』【第三部】18:20~一、『舞鶴雪月花上の巻さくら/中の巻松虫/下の巻雪達磨』二、『天守物語』2024年12月3日(火)~12月26日(木)※11日(火)、19日(木)休演※21日(土)第一部は貸切(幕見席は営業)※下記日程は学校団体来観第一部:4日(水)・5日(木)・6日(金)・12日(木)・18日(水)・20日(金)・23日(月)・24日(火)第三部:4日(水)・10日(火)会場:東京・歌舞伎座チケット情報(11月14日より発売):()公式サイト:
2024年11月11日中村獅童が1日、自身のインスタグラムを投稿した。【画像】中村獅童、美人妻を顔出し公開!息子らも交えたファミリーショットに「うわぁ素敵」の声「君もラーメン好きなのね。#夏幹」と綴り、最新ショットを投稿。次男のラーメン好きに対する親しみが感じられる、微笑ましい投稿である。 この投稿をInstagramで見る Shido Nakamura(@shido_nakamura)がシェアした投稿 ファンからは「デコ可愛いすぎる」や「お子様ラーメン」とコメントが寄せられた。
2024年10月01日明治座花形歌舞伎が8年ぶりに復活する『明治座 十一月花形歌舞伎』の製作発表会見が9月27日、都内で行われ、出演する中村勘九郎、中村七之助が出席した。平成23(2011)年以来、次世代を担う花形俳優たちが大役に挑む話題性や、歌舞伎に馴染みのない人にも分かりやすいエンターテインメント性に富んだバラエティ豊かな演目を上演してきた明治座花形歌舞伎。令和2(2020)年3月には、中村勘九郎、中村七之助を中心とした座組で『明治座 三月花形歌舞伎』を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い全公演中止に。それから4年の時を経て明治座花形歌舞伎が帰ってくる。中村勘九郎勘九郎はコロナ禍に見舞われ、上演が中止になってしまった当時を「明治座さんには久しぶりに出演させていただくこともありまして、気合を入れて、稽古に励んでいたが、心のバランスを保つのに大変だった記憶がございます」と振り返り、「お客様にご覧いただけず、芝居が不要不急と言われた悔しさをバネにして、4年半やってまいりました。それをお返しする、本当にいい機会だと思います」と意気込みを語った。コロナ禍については、七之助も「本当に職業を変えなければいけないんじゃないかと本気で考えた」と当時の苦しみを吐露し、「一歩一歩、皆様の力で進んでまいり、明治座に戻ってこられたこと、本当にうれしく思います。一生懸命に勤めます」と背筋を伸ばしていた。中村七之助『明治座 十一月花形歌舞伎』は勘九郎、七之助をはじめ、花形公演に相応しい華やかな顔ぶれが揃う。昼の部は歌舞伎の様式美溢れる『車引』、長谷川伸の傑作『一本刀土俵入』、華やかな女形舞踊『藤娘』、夜の部は義太夫狂言の名作『鎌倉三代記』、息もつかせぬ早替わりが圧巻の『お染の七役』と多彩な演目が上演される。中村屋三代の芸として、長年受け継がれる昼の部『一本刀土俵入』の茂兵衛役を勤める勘九郎は、「父からは、細かく台詞回しなどを教わった」と父・勘三郎さんの十三回忌の年に上演される所縁深い演目にしみじみ。中村屋伝来の小道具も登場し、「わらじとふんどしは祖父からのもので。六代目の手ぬぐいは、使う日にちを決めておかないと、切れてしまうので大変です。ひと月の公演で、2回くらい出せたら。本当に見えないパワーをもらえるような気がする」と先達に感謝を示した。一方、七之助は夜の部『お染の七役』にて5度目のお染を勤め、早替えにも挑むことに。「床山さん、衣装さん、お弟子さんと息を合わせるのみですね」と舞台裏を明かし、「舞台上でのことは、初役の時に本当に細かく教わりました。稽古好きの父が『また稽古に行くのか』というくらいでしたね。明治座さんは、劇場の導線がいろいろ変わると思いますし、稽古の時に一生懸命話し合いながらやっていきたい」と抱負を語った。取材・文・撮影:内田涼<公演情報>『明治座 十一月花形歌舞伎』2024年11月2日(土)~11月26日(火)※11月11日(月)・20日(水)休演開演時間:昼の部 11:00 / 夜の部 16:00会場:東京・明治座■昼の部一、菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)一幕車引長谷川伸 作村上元三 演出二、一本刀土俵入(いっぽんがたなどひょういり)二幕五場三、藤娘(ふじむすめ)長唄囃子連中【配役】『車引』松王丸:坂東彦三郎梅王丸:中村橋之助桜丸:中村鶴松藤原時平:坂東楽善『一本刀土俵入』駒形茂兵衛:中村勘九郎お蔦:中村七之助堀下根吉:中村橋之助若船頭:中村鶴松波一里儀十:喜多村緑郎船印彫師辰三郎:坂東彦三郎老船頭:市川男女蔵『藤娘』藤の精:中村米吉■夜の部一、 鎌倉三代記(かまくらさんだいき)一幕絹川村閑居の場四世鶴屋南北 作渥美清太郎 改訂於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)二、お染の七役(おそめのななやく)三幕中村七之助早替りにて相勤め申し候浄瑠璃「心中翌の噂」(しんじゅうあしたのうわさ)【配役】『鎌倉三代記』佐々木高綱:中村勘九郎時姫:中村米吉おくる:中村鶴松母長門:中村歌女之丞三浦之助義村:坂東巳之助『お染の七役』油屋娘お染・丁稚久松・許嫁お光・後家貞昌・奥女中竹川・芸者小糸・土手のお六:中村七之助鬼門の喜兵衛:喜多村緑郎油屋多三郎:坂東巳之助船頭長吉:中村橋之助丁稚長松:坂東亀三郎腰元お勝・女猿廻しお作:中村鶴松山家屋清兵衛:坂東彦三郎庵崎久作:市川男女蔵チケット情報()公式サイト
2024年09月27日歌舞伎役者で俳優の中村獅童が17日に自身のインスタグラムを更新した。【画像】中村獅童がテレビ出演を告知「9月14日で52歳になりました、」「ファンの皆様はもとより共演者の皆様、南座関係者の皆様ありがとうございました。」「#あらしのよるに」「#夏幹」「#陽喜」「#獅童」と綴り、5枚の写真をアップ。9月14日に、自身の52歳の誕生日を迎えたことを報告した。公開された写真には、自身の息子たちと共に絵本「あらしのよるに」のイラストが描かれたケーキを囲む姿が披露された。中村は南座「九月花形歌舞伎」『あらしのよるに』に出演している。 この投稿をInstagramで見る Shido Nakamura(@shido_nakamura)がシェアした投稿 この投稿を見たファンからは「素晴しいケーキですね。」「これからもお身体にお気をつけて、歌舞伎界のリーダー、そして可愛いお二人の良きパパで」「あらしのよるに、と共に、素敵なお誕生日になりましたね。」といったコメントが寄せられた。
2024年09月17日女優でモデルの中村アンが12日、自身のXを更新。【画像】中村アン 最新スタイルを公開!「ファンクラブオープンしました よろしくお願いします!」と綴り、1枚の写真をアップ。この日中村はOFFICIAL FANCLUB「アンチャンネル」をオープンさせた。ファンクラブの限定コンテンツでは、ファンクラブ限定デザインのデジタル会員証や、プライベートショットを含めたBLOGを更新するなど豪華内容となっている。今後も中村の活躍に目が離せない。ファンクラブオープンしました㊗️よろしくお願いします! pic.twitter.com/CPqyHQl7ZZ — 中村 アン (@AnneNakamura) September 12, 2024 この投稿にファンからは「アンちゃん㊗️ ファンクラブオープン㊗️おめでとうございます♂️ 嬉しすぎてテンパりましたよ〜㊗️無理せずにやってね楽しみにしてまーす❤️」「ファンクラブ開設おめでとうございます開設とっても嬉しいです 12時過ぎに早々と入会させていただきました」「アンちゃん❤️嬉しい〜入会しました❗️配信楽しみです」などのコメントが寄せられた。
2024年09月12日役所広司主演エンターテイメント超大作『八犬伝』に、2024年最注目の俳優・河合優実と、中村獅童、尾上右近、立川談春が出演する。本作は、山田風太郎の小説「八犬伝 上・下」(角川文庫刊)の映画化。里見家の呪いを解くため、八つの珠に引き寄せられた八人の剣士たちの運命をダイナミックなVFXで描いた「八犬伝」=虚構の世界。そして、作家・滝沢馬琴(役所さん)と挿絵を頼まれた浮世絵師・葛飾北斎(内野聖陽)の友情を通じて“創作”の真髄に迫る実話の世界。失明しながらも28年の歳月をかけて「八犬伝」を書き上げた馬琴の物語を生み出す苦悩と葛藤、執念が生んだ世界をかつてないスケールで描く。【虚】の世界で八犬士の1人・犬塚信乃(渡邊圭祐)に想いを寄せる浜路を演じるのが河合優実。河合優実今年、ドラマ「不適切にもほどがある!」で話題となり、上映中の話題作『あんのこと』や第77回カンヌ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞した『ナミビアの砂漠』では主演、人気コミックの劇場アニメ化『ルックバック』では主要キャストの声優を務めるなど大活躍中の河合さんが、透明感溢れる演技で浜路というキャラクターに命を吹き込む。そして【実】の世界において馬琴に関わる重要なキャラクターで、江戸時代を代表する歌舞伎狂言作者・鶴屋南北を演じるのは、ドラマ「下町ロケット」や大河ドラマ「どうする家康」などで俳優としても活躍する落語家・立川談春。立川談春劇中で披露するのは、南北の歌舞伎代表作であり、いまでも日本で一番怖い怪談といわれる「東海道四谷怪談」の初演。尾上右近当時は民谷伊右衛門役を七代目 市川團十郎とお岩役を三代目 尾上菊五郎が演じていた「東海道四谷怪談」。本作では、この役を歌舞伎役者の中村獅童と尾上右近が200年の時を越えて演じる圧巻のシーンに。中村獅童さらに見どころは南北の新作歌舞伎のテーマを巡り、馬琴と南北が激しく衝突するシーン。馬琴のその後の執筆活動にも影響を与えてしまうほどのインパクトを与える本シーンは、緊張感溢れる演技の応酬に注目となっている。『八犬伝』は10月、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:八犬伝 2024年10月、全国にて公開予定©2024『八犬伝』FILM PARTNERS.
2024年06月18日『あらしのよるに』が、2024年の東京・歌舞伎座12月公演『十二月大歌舞伎』の第一部で上演されることが決定した。きむらゆういち原作の絵本『あらしのよるに』(講談社刊)は、1994年の発売以来高い人気を誇り、続編を含めた累計発行部数は350万部を超えるベストセラーシリーズ。狼だけど気のいいがぶと、愛らしくも芯の強い山羊のめいとの秘密の友情が描かれる。2015年9月には京都・南座で歌舞伎の舞台として上演され、絵本の世界観はそのままに、狼と山羊の迫力満点の立廻りや圧巻の群舞、義太夫や長唄など歌舞伎ならではの演出や技法が随所に取り入れられ、大きな話題に。その後、2016年12月に歌舞伎座、2018年11月に福岡・博多座と、各地で上演を重ねてきた。今回の出演者には初演時から狼のがぶを演じ続けてきた中村獅童、そして近年『マハーバーラタ戦記』や『風の谷のナウシカ』『ファイナルファンタジーX』など新作歌舞伎にも意欲的に取り組んでいる尾上菊之助が名を連ねた。演出・振付は藤間勘十郎、脚本は今井豊茂がそれぞれ務める。<公演情報>歌舞伎座『十二月大歌舞伎』公演日程:2024年12月3日(火)~26日(木) ※休演:11日(水)・19日(木)会場:東京・歌舞伎座上演演目:第一部『あらしのよるに』(午前11時開演予定)ほか
2024年05月20日歌舞伎座「六月大歌舞伎」で、中村獅童の長男小川陽喜が初代中村陽喜(はるき)として、次男小川夏幹が初代中村夏幹(なつき)として初舞台を踏む。そして獅童自身も「思いもよらなかった」と語る憧れの大役に挑むことに。本番を目前に控え、息子たちと過ごすうれしくも忙しい日々を熱く語ってくれた。――ご挨拶回りでお忙しい時期でしょうか。獅童もうね大変ですよ。1日に何十軒と回るので。(中村)時蔵さんご一家と一緒に6月の襲名メンバーでご挨拶に回っているのですが、夏幹は(尾上)菊五郎のにいさんにご挨拶した時、人間国宝で大先輩のにいさんの顔を見るなり、えーっと、とてもここでは言えないようなワードを口走ったんです(笑)。なぜそんなこと言ったかわからないんですが、にいさんは大笑いで、しょっぱなから冷や汗ものでした。――陽喜さんはこの春から小学1年生で、新しい生活が始まりましたから余計にお忙しいでしょうね。獅童陽喜のこと、皆さん「しっかりしてる」って言って下さるけどそうでもないんです。入学式のときも通学路を何度も予習したのに、ずっと他の事を考えているのか、すぐ逆方向に歩いていっちゃう(笑)。かと思うと浅草の平成中村座『極付幡随長兵衛』の長松の時は、顔(化粧)をし終えたら急にしゃべらなくなるから具合が悪くなったのかと心配したら、「しゃべるとお化粧が落ちるから」って。そういう一面もあるんだなと。――昨年12月歌舞伎座での超歌舞伎『今昔饗宴千本桜』では狐の精となって、花道を狐六方で元気よく引っ込んでいきました。獅童人様の前に出て何かをやるのが好きみたいで、1月の襲名披露の取材会で大はしゃぎしてしまったけれどあれが本性です。人前に出ると止まらない。今は初舞台に向けて「6月は丁稚で7月は牛若丸、やるんで!」って自慢して回ってるみたいです(笑)(編集注:陽喜さんは歌舞伎座「六月大歌舞伎」終了後、6月30日より全国巡業する「松竹特別歌舞伎」で上演される『橋弁慶』で牛若丸を勤めることが決定している)。他にもめんどくさいほどこだわりがあってね。出かける時も靴はこうじゃなきゃイヤだと言い出したり。僕もそういう子供だったので、見ていると自分に似ていてイラッときます(笑)。――夏幹さんもその超歌舞伎で初お目見得、小さな押戻のような拵えが可愛くて。獅童あいつはふだんはすごいママッ子なんです。母親が見えるところにいないと大変なのに、楽屋に一歩入ると急にしっかりしちゃう。顔するときも泣かなかったしね。不思議なヤツなんですよ。手前左から)獅童さん長男の小川陽喜さん、次男・小川夏幹さん。「六月大歌舞伎」ではそれぞれ、初代中村陽喜・初代中村夏幹として初舞台を踏む――獅童さんご自身の初舞台のことが重なりますか。獅童僕が初舞台を踏んだのが1981年の、やはり6月なんです。学校を早退して歌舞伎座へ行くので毎日母(小川陽子さん)が着物を着て迎えに来てくれました。学校が井の頭公園にあるのですが、梅雨時の送り迎えですから足元も悪かっただろうな。僕は息子たちよりずっと神経質であがり症で、すぐお腹痛くなっちゃう子供でしたから、学校へ行く途中でお腹痛くなってお医者さんに駆け込んだり。父は歌舞伎役者を早くに廃業したので、僕はお弟子さんがひとりもいない状況から役者人生を始めたんです。だから学校の送り迎えだけではなく、弁当作り、劇場に重たい鏡台を運ぶことから切符売ることまですべて母がやってくれた。本当に大変だったろうなと今になって思います。夢だった6月の萬屋興行――6月の歌舞伎座では萬屋の皆さんがそろって襲名と初舞台のご披露をなさいます。獅童ずっと念願でした。一時は毎年歌舞伎座の6月といえば萬屋公演で、(萬屋)錦之介や(中村)嘉葎雄の叔父は書き物(新作)の芝居で、(中村)時蔵さん、(中村)歌六さん、(中村)又五郎さんが古典をなさって、そこへ淡島千景さんが出られたりして、今思うとなかなか面白い興行をしていた月でした。今回、時蔵のにいさんに「6月、そろそろまた萬屋でやりませんか」と伺うと「いいね、やろうよ」と即決。祖母(三世時蔵夫人)も母も喜んでくれているんじゃないかな。――昼の部の六代目中村時蔵襲名披露狂言が『妹背山婦女庭訓』です。劇中での口上もありますね。獅童僕の初舞台の狂言も『妹背山』でね。豆腐買いおむらが(十七世中村)勘三郎のおじさまで、僕が娘のおひろで、おじさまが毎日手を引いて出てくださったんです。ある日おじさまが、まだ本舞台で口上を述べている僕をおいてひとりでどんどん花道へ歩いて行っちゃうんですよ。で、「あ、いけないいけない。あの子をおいてきちゃった」って言って戻ってくる(笑)。そんな感じでその日その日で芝居を変えてくるんです。そこで見事にお客さんがドッと沸くのをま近で見て「ああ、すごいな」と。――初舞台にして既に獅童さんはそんな場面を日々目の当たりにしていたんですね。獅童僕の記憶に強烈に焼き付いています。お客様に喜んでいただくために毎日ああしよう、こうしようと考えるおじさまの姿。哲明にいさん(十八世中村勘三郎)もそうでしたが、とにかくお客様ファースト。決まったことだけやるのではなくてね。――今回はその『妹背山』で、お三輪をいじめる官女たちに、小川家の、それも立役の皆さんがずらりと顔を揃えます。獅童これも「小川の立役だけでいじめの官女ができるんじゃねえか。せっかく大勢いるんだからやろうよ」って、歌六のにいさんの一声で決まりました。――そして『魚屋宗五郎』の宗五郎です。初役ですね。獅童哲明にいさん(十八世中村勘三郎)が宗五郎のときに三公(小奴三吉)をやらせてもらったんですが、まさか自分が歌舞伎座で宗五郎をさせてもらうとは思ってもみませんでした。『魚屋宗五郎』といえば音羽屋さん、菊五郎劇団のイメージですよね。だけど(寺島)しのぶちゃんが繋げてくれて、菊五郎さんが「お前、歌舞伎座で宗五郎やれよ。俺が教える」って言ってくださって。まさかそんなこと言われると思わなかったので、「え?」と。人間ってあまりにも思いがけないことを聞くと「にいさん酔ってる?」って思っちゃって、本当のことだと思えないんですよ。その後数日かけてだんだんと実感して、次第に震えるような思いに変わりました。菊五郎のにいさんが先代の(二世尾上)松緑さんに習った宗五郎、今はそれを教わるありがたさをかみしめています。2024年歌舞伎座「六月大歌舞伎」『魚屋宗五郎』特別ポスター――宗五郎といえば立役にとって憧れのお役ではないかと思うのですが、獅童さんにとってはどんなところに惹かれますか。獅童人間らしいじゃないですか。「酔って言うんじゃねえけど」って言うあたり、酒乱なんだけど優しい人、憎めない人。ただ、だんだん酔っていくところが喜劇っぽくなってしまってはいけないのかなとは思っていますが、それはあくまで今僕が勝手に考えていること。明日(菊五郎の)にいさんに教わるんです。宗五郎の心情や勤めるにあたっての心づもりをしっかり教わってこようと思います。――この狂言の前が『山姥』。獅童さんが源頼光、陽喜さんが渡辺綱、夏幹さんが卜部季武で初舞台となります。かわいい武者姿で登場するのですね。獅童僕はこの後が大変。『山姥』では白く塗ってるから休憩でそれを落として宗五郎の拵えしなきゃいけないでしょ。あとは、脇毛問題。僕、もともと体毛が薄くて微妙なんです。あるならガッツリあった方がいいのかな。でも最近は脱毛するのが当たり前の世の中なので、いっそのことなくてもいいのかなと考え中なんです。どっちがいいと思う? 日によって変えようかな(笑)。――ではそれは拝見してのお楽しみということで(笑)。陽喜さん、夏幹さんが、それぞれ与吉と長吉という丁稚で登場します。丁稚の、あの「酒が好きだから酒屋に奉公してるんだ」という生意気な台詞をおふたりが言うなんて、想像するだけで可愛くてニヤニヤします。獅童おそらく台詞は一緒に言うのではなくて、割って(ふたりで分けて)言うことになりますね。酒樽を持つのは陽喜かな。とにかく『妹背山』に豆腐買いのおむらで出てくださる仁左衛門のにいさんをはじめとしたみなさん、そして久々に小川家勢ぞろいでしょ。とても面白い並びの月になると思いますよ。楽しみになさっていてください。このインタビュー終了後、陽喜さん、夏幹さんが朗らかに登場。3人の撮影が始まった。獅童さんに絡みながら楽しいポーズを取る陽喜さんと夏幹さん。陽喜さんは学校から戻ったばかりなのに元気いっぱいだ。今回は超歌舞伎とはまた違う古典の世話物のお役。「(超歌舞伎は)立廻りがたくさんあって楽しかった。今度はお化粧も衣裳も変わるけど全然大丈夫!」と陽喜さん。夏幹さんも「(お芝居は)お客さんがいっぱいで楽しい!」と目を輝かせた。「六月大歌舞伎」は東京・歌舞伎座で6月1日(土)~24日(月) まで。取材・文:五十川晶子撮影:興梠真帆ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★中村獅童さん・陽喜さん・夏幹さんのポラを抽選で1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<公演情報>歌舞伎座「六月大歌舞伎」【昼の部】11:00~川村花菱 作齋藤雅文 演出一、『上州土産百両首』二、『義経千本桜』所作事 時鳥花有里六代目中村時蔵 襲名披露狂言三、『妹背山婦女庭訓』三笠山御殿劇中にて襲名口上申し上げ候【夜の部】16:30~曲亭馬琴 原作一、『南総里見八犬伝』円塚山の場初代中村萬壽 襲名披露狂言二、『山姥』五代目中村梅枝 初舞台劇中にて襲名口上申し上げ候河竹黙阿弥 作新皿屋舗月雨暈三、『魚屋宗五郎』初代中村陽喜初代中村夏幹初舞台2024年6月1日(土)~6月24日(月) ※11日(火)、17日(月) 休演会場:東京・歌舞伎座チケット情報()公式サイト
2024年05月20日2024(令和6)年2月東京・歌舞伎座、3月名古屋平成中村座で上演される「十八世中村勘三郎十三回忌追善興行」の合同取材会が11月28日、都内で行われ、中村勘九郎、中村七之助が出席した。時代物から世話物、新歌舞伎に新作歌舞伎、舞踊に至るまで、幅広い分野で当り役を持ち、人々を魅了し続けた十八世中村勘三郎。その十三回忌追善では、勘三郎の長男・勘九郎、次男・七之助をはじめ、由縁の出演者と演目が揃い、名優を偲ぶ。1987(昭和62)年1月歌舞伎座『猿若江戸の初櫓』猿若=十八世中村勘三郎(当時 五代目勘九郎)©松竹1992(平成4)年10月南座『青砥稿花紅彩画 白浪五人男』弁天小僧菊之助=十八世中村勘三郎(当時 五代目勘九郎)©松竹2月歌舞伎座では、寛政元(1624)年に初代猿若(中村)勘三郎が、後の中村座である猿若座の櫓をあげ、江戸で初めて歌舞伎興行を創始したことを記念して始まった「猿若祭」を開催。続く3月名古屋平成中村座では、初代勘三郎生誕の地とされる愛知県名古屋市中村区で、十八代目中村勘三郎襲名披露として、平成18(2006)年以来となる同朋高校体育館での公演が実現する。勘九郎は歳月の流れに思いをはせながら、「祖父が父に『追善興行ができるような役者になっておくれ』と言っていた通り、追善興行ができるのは本当にうれしい」としみじみ挨拶し、「親孝行は何ひとつできていなかったと思うが、これで少しは親孝行ができるのかなと思う」と安どの表情。七之助も「1年を通して、父の追善興行を行えるということは息子として本当にうれしく、身の引き締まる思いです」と背筋を伸ばした。2010(平成22)年4月歌舞伎座『連獅子』狂言師後に親獅子の精=十八世中村勘三郎、狂言師後に仔獅子の精=中村勘九郎(当時 二代目勘太郎)、狂言師後に仔獅子の精=中村七之助©松竹2月歌舞伎座夜の部では、初代勘三郎が、江戸で芝居小屋建立を幕府に認められるまでを描いた中村屋由縁の舞踊劇「猿若江戸の初櫓」を上演。勘九郎の長男・中村勘太郎が初役で猿若を勤め、出雲の阿国で七之助が華を添える。17代目と18代目の伝説的な共演以来、中村屋を語る上で欠かすことができない舞踊の大曲「連獅子」では、親獅子に勘九郎、仔獅子には10歳となる次男の中村長三郎が初めて挑むことになった。猿若を勤めることを知った勘太郎の様子について、勘九郎は「マスク越しに笑みがこぼれるのが見えて、愛おしかった」と目を細め、「連獅子」に初挑戦する長三郎には「火の玉のような子獅子を演じてくれるはず」と期待を寄せた。2010(平成22)年2月歌舞伎座『籠釣瓶花街酔醒』佐野次郎左衛門=十八世中村勘三郎©松竹昼の部では、勘三郎が当り役にした「籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)」の佐野次郎左衛門を、勘九郎が初役で勤め、女方の大役・兵庫屋八ツ橋を七之助が同じく初役で勤める。「いつかやりたいとタイミングを模索していた。兄弟ふたりでできるので、父も喜んでいるはず」(勘九郎)、「八ツ橋は、女方あこがれのお役。初役はありがたい」(七之助)と声を弾ませた。さらに、各地の芝居小屋やホールをめぐる「陽春・春暁・錦秋歌舞伎特別公演2024」、10月には「俊寛」の舞台である鹿児島県三島村・硫黄島で13年ぶりの開催となる「三島村歌舞伎」も決定した。勘九郎は「2011年に2回目の『俊寛』を三島村で演じた時、私が14歳で千鳥をやらせていただいた」と回想。勘太郎(当時は七緒八)が誕生した頃で、「父が『七緒八が14歳になるのはいつだ?俺が70歳になるから、その記念でまたやろう』と決めていた」と秘話を披露。「それが見られなかったのは悔しいんですが、父の遺志を継いで、三島村で俊寛を勤められるのも、本当に楽しみ」と追善興行ラインナップに奔走する2024年に闘志を燃やしていた。取材・文・撮影(会見写真):内田涼<公演情報>十八世中村勘三郎十三回忌追善■「猿若祭二月大歌舞伎」【昼の部】11:00~一、新版歌祭文野崎村二、釣女三、籠釣瓶花街酔醒【夜の部】16:30~一、猿若江戸の初櫓二、義経千本桜すし屋三、連獅子2024年2月2日(金)~2月26日(月)※13日(火)、20日(火)休演※9日(金)昼の部は貸切(幕見席は営業)会場:東京・歌舞伎座■「名古屋平成中村座 同朋高校公演」【昼の部】11:00~一、弁天娘女男白浪二、身替座禅【夜の部】15:30~一、義経千本桜川連法眼館二、二人藤娘2024年3月6日(水)~3月18日(月)※12日(火)休演会場:平成中村座(学校法人 同朋学園 同朋高等学校 体育館)公式サイト:
2023年11月29日歌舞伎俳優の中村獅童とバーチャル・シンガーの初音ミクが共演する「超歌舞伎 Powered by NTT『今昔饗宴千本桜』」の製作発表会見が11月13日、都内で行われ、獅童をはじめ、共演する長男の小川陽喜(はるき)、次男の夏幹(なつき)くんが出席した。古典歌舞伎とNTTが開発した最新テクノロジーが融合した「超歌舞伎」が、歌舞伎座新開場十周年「十二月大歌舞伎」第一部として、満を持して歌舞伎座に初登場。歌舞伎の名作『義経千本桜』と、バーチャル・シンガー初音ミクの代表曲である「千本桜」の世界観に着想を得て書き下ろされた『今昔饗宴千本桜』。初演である「ニコニコ超会議2016」で上演された記念碑的な作品で、「超歌舞伎」が生み出す舞台と、ペンライトに染まる客席の熱気あふれる一体感が、大きな魅力となっている。2023年12月歌舞伎座『今昔饗宴千本桜』特別ポスター初演から8年目を迎えた「超歌舞伎」の歌舞伎座公演決定に、獅童は「念願が叶い、正直にうれしいという思いが一番でございます」と喜び声。「歌舞伎座でやるには、異質な演目で賛否両論、ご意見あるだろうなと思いますが、そこをやるのが、伝統を守りつつ、革新を追求する中村獅童の生き方」と語り、「僕にとってはライフワーク。同時に、歌舞伎座はゴール地点なので、もしも“第1期”があるとすれば、これで一度ピリオドを打ちたい。今までの集大成として、思いをすべてぶつけたい」と強い決意を示した。『今昔饗宴千本桜』(H31.8南座)左より、中村獅童、初音ミク©松竹・NTT/©超歌舞伎『永遠花誉功』(R4.9南座)左より、小川陽喜、中村獅童©超歌舞伎2022 Powered by NTT」「歌舞伎座でペンライトが光る風景って、今までないですよね。一見奇抜に見えるかもしれませんが、演技や表現は古典歌舞伎に則っている。歌舞伎は本来、庶民の娯楽。“敷居が高い”を取っ払って、大げさですけど、時代を切り開きたい。いずれは歌舞伎座でやって、超歌舞伎というジャンルを本物にしたいという思いもあった」(獅童)さらに、同公演にて次男の夏幹の初お目見得も決定。今年6月に3歳の誕生日を迎えた夏幹は、夏櫻丸(なつおうまる)を勤める。本作には佐藤四郎兵衛忠信を勤める父・獅童、陽櫻丸(はるおうまる)と狐の精を勤める長男の小川陽喜に加えて、中村勘九郎、中村七之助らも出演し、「超歌舞伎」の歌舞伎座初上演と初お目見得の舞台を華やかに飾る。会見で、獅童は「重たく受け止めてほしくないですが」と切り出し、夏幹君について「生まれながらに、両手の小指が欠損している状態」だと説明。本人の「歌舞伎をやりたい」という思いを尊重しつつ、表舞台に立つ以上は「指がないというのは、隠せないこと」と語り、「歌舞伎役者をやらせるべきなのか、この問題を公表するべきかも含めて、妻と話し合った。どちらが正しいか分かりません」と葛藤を明かした。それでも「明るく生き抜こうとする夏幹の姿に、僕自身も成長し強くなれた。その日々の積み重ねが、公表につながった。ひとつの個性として受け入れられ、どんよりした時代を、少しでも明るくする道しるべのような存在になってもらいたい」と希望を託し、同時に「海外にはチャレンジドという言葉があるように、かわいそうとか、感動的に捉えてほしいとか、そういうことでは一切ない。同情されたくないですし、普通に温かく接してほしい」と思いを訴えかけた。「生まれたときからの状態なので、本人に(チャレンジドだという)認識はないと思います。学校に通い始めると、きっと他の子と違うと気づくときが来て、悲しみや苦しみを味わうこともあるかもしれないが、役者にとってはそれが最大の武器になる。だから、個性的で強力なライバルが現れたと思っていますよ。未来を見据えて、チャレンジする精神は僕も忘れたくない。『超歌舞伎』を歌舞伎座でやるのはチャレンジなので」(獅童)【あらすじ】神木である千本桜の咲き誇る神代の時代、この世を闇に落とさんと企む青龍の精の襲撃を受け、桜はその花を散らし、世界は闇に包まれ、神木を守護なす白狐や美玖姫はその難を数多の犠牲を伴って逃げ延びる。時は移り。枯れ果てた千本桜の周りで寂しく舞う蝶々は、記憶を失い逃げ延びた美玖姫の仮の姿。そこへ、白狐が転生した姿である佐藤忠信が現れる。神代の時代の記憶を残す忠信は、美玖姫に駆け寄るが。取材・文:内田涼<公演情報>歌舞伎座新開場十周年「十二月大歌舞伎」第一部「超歌舞伎 Powered by NTT『今昔饗宴千本桜』」出演:佐藤四郎兵衛忠信:中村獅童美玖姫:初音ミク蝶の精:中村種之助陽櫻丸・狐の精:小川陽喜夏櫻丸:小川夏幹初音の前:中村蝶紫青龍の精:澤村國矢頭取:市川青虎女神舞鶴姫:中村七之助朱雀の尊:中村勘九郎2023年12月3日(日)~12月26日(火)会場:東京・歌舞伎座チケット情報:公式サイト:
2023年11月14日歌舞伎俳優の中村獅童さんが、2023年11月13日に、東京都中央区にある歌舞伎座で行われた『十二月大歌舞伎』第一部『今昔饗宴千本桜(はなくらべせんぼんざくら)』の会見に出席。同公演で、3歳である次男の小川夏幹(おがわ・なつき)くんが、初お目見えすることを公表しました。その際、中村さんは初めて、次男の両手に障がいがあることも明かし、親としての想いを語っています。中村獅童、次男の障がいについて涙をこらえ語る中村さんによると、夏幹くんは両手の薬指と小指が癒着した状態で誕生。多少でも5本指に見えるよう、骨を引き離す手術を2回行ったといいます。将来的に、自身の手がほかの人々と異なることを知った夏幹くんの気持ちを考え、中村さんは次のように述べました。さらに「実は夏幹には生まれつき両手の小指がなく、本人はまだ自覚していない。いずれ本人に伝えますが、悲しみを知ることになると思う」と初公表。「でも、人の悲しみも分かるようになるし、そのことは俳優としては最大の武器になる。僕にとっても個性的で強力なライバルが現れた思い。温かく成長を見守っていただけたら」と獅童らしく言い切った。サンケイスポーツーより引用会見場には、中村さんの妻も出席。中村さんは、妻との以前の会話で出た言葉を交えながら、夏幹くんの親としての想いも涙をこらえて語っています。獅童は「夏幹が生まれたとき、これからどういう人生になるかと思い泣いたけど、泣いてる場合じゃないと思った。夏幹が父親、母親にしてくれた」と涙をこらえつつ感謝。「これから『いろんな人に勇気を与えられる存在になるといいね』と妻と話し合っています」とも語った。「12月の舞台では、花道で夏幹も陽喜と一緒に見得を切るんですよ」と笑顔ものぞいた。サンケイスポーツーより引用説明後は、同公演で共演する、長男の小川陽喜(おがわ・はるき)くんも会場に登場。夏幹くんは笑顔で、見得を切るしぐさも見せていました。中村さんの会見について、ネット上には温かな言葉があふれています。・夏幹くん、すばらしい役者になると思います。全力で応援しています!・泣いた。「障がいは、人にあるんじゃなくて社会にある」って聞いたことがあるけど、その通りだと思う。・我が子も、生まれつき両手の指が1本ありません。それでも不自由なく、笑顔で生きているので安心してください!・中村さんの、父親としての想いが心にしみた。どんな言葉で、どう公表すべきか、たくさん悩んだのだろうな。幼い夏幹くんは、中村さんの言葉の意味を、まだはっきりとは理解できていないかもしれません。しかし、成長してからこの会見の映像を見返し、自分の父親がどんな想いで世に送り出してくれたのかを、改めて知る機会もあるはず。中村さんの想いは、夏幹くんの今後を照らし続けることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年11月14日歌舞伎俳優の中村獅童が19日、都内で行われたDMM TVオリジナルドラマ『ケンシロウによろしく』(9月22日より配信)の完成披露試写会に、主演の松田龍平をはじめ、西野七瀬、倉科カナ、筒井真理子とともに登壇した。『ヤングマガジン』で連載中のジャスミン・ギュ作『ケンシロウによろしく』を実写化。復讐のために『北斗の拳』を読んで暗殺拳を学び、なぜか史上最強の凄腕マッサージ師となる主人公・沼倉孝一を松田が演じた。沼倉から母親を奪ったヤクザ・木村猛志をスキンヘッド姿で演じた獅童は、スクリーンにその姿が映し出されると「久しぶりのスキンヘッドでとってもうれしかったです。本当に僕っていうのはこういう顔をしているんですね」と苦笑い。「特殊メイクなんですけど2時間ぐらいかかるんです。入れ墨とスキンヘッドだと5時間ぐらいかかって、入り時間が過去最高、夜中の3時入り。3時入りだとこういう顔になっちゃう」と明かした。また、「スキンヘッドで入れ墨で、血まみれになるシーンがある」と言い、血のりがついたままカレー店を訪れたエピソードを披露。「『マスターすごくおいしかったです。ありがとうございました』とお礼を言って帰った1時間後に警察が来たらしいです。『どこかで暴行された暴力団の人が歩いていました』という通報だったみたいで」と語っていた。
2023年09月19日映画『怪物』(6月2日公開)の公開初日舞台挨拶が2日に都内で行われ、安藤サクラ、永山瑛太、黒川想矢、柊木陽太、角田晃広、中村獅童、坂元裕二(脚本)、是枝裕和監督が登場した。同作は是枝裕和監督と脚本家・坂元裕二によるオリジナル作で、この度、第76回 カンヌ国際映画祭で脚本賞、クィア・パルム賞を受賞した。大きな湖のある郊外の町に存在する、息子を愛するシングルマザー(安藤サクラ)、生徒思いの学校教師(永山瑛太)、そして無邪気な子供たち(黒川想矢、柊木陽太)。そこで起こったのはよくある子供同士のケンカに見えたが、彼らの食い違う主張は次第に社会やメディアを巻き込み、大事になっていく。そしてある嵐の朝、子供たちは忽然と姿を消した。今回のカンヌについて、是枝監督は「最高の滞在でした。オープニングの上映だったこともあってまるまる15日間映画祭に行って、こんなに長く行ったのは初めてだったんですけど、上映から時間が経つに従って口コミが広がって、街中で声をかけていただくことが増えていって、歩いていると呼び止められて質問されるんですよ。広がっていってるな、届いてるなという感じがとても強かったです」と振り返る。坂元も「30年前に遊びに行ったことがありまして、その頃は遠巻きにレッドカーぺとを眺めて素敵だなと思っていたのですが、今回監督に連れていってもらえて実際にそこを歩くことができて、忘れていた夢を叶えることができて感無量でした」と喜びを表した。是枝監督は「日本からの参加もとても多くて、感動したのが、(北野)武さんの上映を観させていただいて、終わった後にご挨拶に行って2ショット写真を撮っていただいたんです。そこで立ってる自分が、学生に戻ったみたいな立ち方をしていて、出ちゃってるんですよね。不思議ですね」としみじみ。「長くいたものですからヴェンダースさんも、ケン・ローチさんにもご挨拶に行って、会いたい人には大体会えたかなという感じです」と明かした。北野監督の映画『首』でカンヌに行っていた獅童は「是枝監督に会えたら嬉しいなと思っていたら、映画の取材で歩いてる時に監督と偶然お会いできて嬉しかったです」と現地で会うこともできたという。「『首』のアフターパーティーでは、さっき監督もおっしゃってましたけど、武監督と是枝監督と2ショットを遠目から見て『すごい2ショットだな』と言って感動してました」と語った。
2023年06月02日映画『怪物』(6月2日公開)の完成披露舞台挨拶が8日に都内で行われ、安藤サクラ、永山瑛太、黒川想矢、柊木陽太、高畑充希、中村獅童、坂元裕二(脚本)、是枝裕和監督が登場した。同作は是枝裕和監督と脚本家・坂元裕二によるオリジナル作。大きな湖のある郊外の町に存在する、息子を愛するシングルマザー(安藤サクラ)、生徒思いの学校教師(永山瑛太)、そして無邪気な子供たち(黒川想矢、柊木陽太)。そこで起こったのはよくある子供同士のケンカに見えたが、彼らの食い違う主張は次第に社会やメディアを巻き込み、大事になっていく。そしてある嵐の朝、子供たちは忽然と姿を消した。是枝作品初出演の獅童は「僕は『海街diary』上映当時鎌倉に住んでおりまして、妻と散歩している時に大船の映画館で上映があり、上映後にティーチインがあるということで、絶対行こうと観に行ったんですね。もともと是枝監督の大ファンなので、なんとか自分の思いを伝えたいという思いで、大概こういう映画館って、上手か下手のスクリーンの脇のところに扉があるので、そこから勝手に入って、何の約束もしてないのに楽屋の前で待ち伏せをして『私、中村獅童という者なんですけど』『ああ、どうしたの?』『映画を観たくて』と会話してくださって、『いつか僕を使ってください』と言ったんです」と驚きのエピソードを披露。さらに「2015年だったので、ちょっと時間が経つ中で、『僕みたいな役者はお好きじゃないんだろうな』と思ってたんですよ。でも2020年にコロナが大変な時期で、緊急事態宣言によってずっと家にいて家族に『死ぬまでの間に、是枝監督の作品に出られたらいいな』と話してたんです。その数カ月後にご連絡いただけたので、思いは叶うんだなとつくづく思いました」と感慨深そうにしていた。実は4月15日に行われた、北野武監督の最新映画『首』の完成報告会でも、引きの強さを表すエピソードを披露していた獅童。「ずっと若い頃から北野監督の作品が大好きで、役者としていつか出演させていただきたいという長年の夢でした」と明かし、大森南朋から「バラエティとかで会った時に自分で頼んだ方がいいよ」とアドバイスをもらっていたものの、言うことができなかったという。しかし「緊急事態宣言があって、ここ3年ぐらい歌舞伎の仕事ばっかりだと思うので、また映画の仕事を少しずつ増やしていきたいなというところで『北野監督の作品のオーディションがあったら行きたいと思うので、そういう情報があったら事務所にも集められるといいね』なんて話していたら、本当に翌日に北野組に話をいただけて」と奇跡のタイミング。長年出演を夢見ていたという是枝監督、北野監督の作品へ連続初出演を果たしていた。
2023年05月08日映画『ヴィレッジ』(4月21日公開)の公開記念舞台挨拶が22日に都内で行われ、横浜流星、黒木華、中村獅童、奥平大兼、作間龍斗、藤井道人監督が登場した。同作はスターサンズ・河村光庸プロデューサーが企画し、藤井道人が脚本・監督を務めるオリジナル作。夜霧が幻想的な、とある日本の集落・霞門村(かもんむら)。神秘的な「薪能」の儀式が行われている近くの山には、巨大なゴミの最終処分場がそびえ立つ。幼い頃よりこの村に住んでいる片山優(横浜流星)は、美しい村にとって異彩を放つ、このゴミ処理施設で働いているが、母親が抱えた借金の支払いに追われ、ゴミ処理施設で働く作業員に目をつけられ、希望のない日々を送っていた。そんなある日、幼馴染の美咲が東京から戻ったことをきっかけに物語は大きく動き出す。横浜は演じていた役の変化について、「最初は感情を放出する術がわからない人間なので、内に沈めることがとても大変で。でも感情のコップに水がどんどん溜まっていって溢れてしまうような不安定さの塩梅がすごく難しかった。美咲と出会って変わろうともがく姿を見て、皆さまが今どう感じているのかはすごく気になります」と語る。美咲役の黒木は「最初にお会いした時は、本当にすごく内にこもっている状態だったので、こう声もかけづらいと言いますか、お話をしづらい感じだったんですけど……」と振り返り、横浜は「すみません」と頭を下げる。黒木は横浜について「全編通してずっと糸をピンと張られてて、集中力がすごくて。やっと打ち解けられてからはにこやかにくだらない話もできるようになっていたので、変化の域がすごく難しかったでしょうし、すごいなと思いました」と称賛していた。奥平は先輩の横浜と初共演となったが、「2人のシーンやゴミを捨てるシーンの時にちょっとお話させていただいたんですけど、あそこはすごい足場が悪いんですよね。結構ぬかるんでたりとかして、バランスを崩すことが多かったんですけど、そういう時に『大丈夫?』と言ってくれた時があって、『かっこよ!』と思って、これはちょっとやばいなと思ってました。くらいましたね」と告白する。一方、こちらも初共演だった獅童は「あんましゃべったことないんでね、わかんないですけど、なんか感じの悪い子だなと思って」と落とし、会場を笑わせる。「京都で撮影していて、僕も舞台なんかで行くことが多いので行きつけのサウナがあるんですけど、横浜さんは変装もしないで、そこに1人で行ってたという、それ以外の話は全く覚えていませんね」と言う獅童に、横浜は「獅童さんから『流星、俺のこと嫌いなんだろう』とずっと僕は言われ続けて、そんなことはなかったんですけど、今たくさん話してます」と苦笑。獅童が「短期間の間に僕の親戚ともこの舞台やってますね。何か縁があるのかなと思うんですけど、電話番号交換も一応したんですけど、1回もかかってきたことがないと思います」と責めると、横浜は「でも連絡してるじゃないですか!」と反論し、仲の良いやりとりを見せていた。
2023年04月22日北野武監督映画『首』が2023年11月23日(木・祝)に公開される。ビートたけし、西島秀俊、加瀬亮、中村獅童らが出演。北野武監督映画『首』ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞に輝いた映画『HANA-BI』をはじめ、『座頭市』『アウトレイジ』など数々の作品を世に送り出してきた映画監督・北野武。『首』は、そんな北野武が構想に30年を費やした戦国スペクタクル映画だ。“本能寺の変”を描く戦国スペクタクル映画北野武の代表作の1本である映画『ソナチネ』同時期に構想したという『首』は、巨匠・黒澤明が生前「北野くんがこれを撮れば、『七人の侍』と並ぶ傑作が生まれるはず」と期待していた念願の企画。『首』では、これまでにも様々な作品に取り上げられてきた“本能寺の変”が、戦国武将や忍、芸人や百姓といった多彩な人物の野望や裏切り、運命とともに描かれる。北野武は『首』の物語について、「日本の戦国時代を美化することなく、成り上がりや天下を取ることの裏にある人間の業や恨み、つらみなどを自分なりの解釈として描いた」と語っている。西島秀俊・加瀬亮・中村獅童らが出演豪華&異色のキャストが集結するのも映画『首』の見どころの1つ。北野武本人をはじめ、西島秀俊、加瀬亮、中村獅童、浅野忠信、大森南朋らが出演する。羽柴秀吉…ビートたけし織田信長の跡目を虎視眈々と狙い、“本能寺の変”を策略する。明智光秀…西島秀俊謀反を起こした荒木村重を匿い、忠誠を誓っていた織田信長の首を狙う。織田信長…加瀬亮狂乱の天下人。自身の跡目を餌に、家臣の秀吉・光秀らに謀反人・村重の捜索を命じる。難波茂助…中村獅童秀吉に憧れる元百姓。侍大将に成り上がる野望のため戦に身を投じることになる。黒田官兵衛…浅野忠信秀吉を支える軍師。羽柴秀長…大森南朋羽柴秀吉の弟。官兵衛と共に秀吉を支える。さらに、歴史上の重要人物を木村祐一、遠藤憲一、桐谷健太、小林薫、岸部一徳らが演じ、血肉飛び散る“山崎の戦い”から燃え上がる本能寺へと突き進む戦国エンターテインメント『首』を盛り上げていく。曽呂利新左衛門…木村祐一千利休の配下で元忍の芸人。戦場で難波茂助と出会い、出世して大名を目指そうとする茂助に天下一の芸人になることが夢の自分を重ね、行動をともにすることに。荒木村重…遠藤憲一信長の家臣。信長が毛利軍、武田軍、上杉軍、京都の寺社勢力と激しい戦いを繰り広げる中、反乱を起こして姿を消すが、新左衛門によって捕らえられる。斎藤利三…勝村政信:明智光秀の家臣。般若の佐兵衛…寺島進服部半蔵…桐谷健太安国寺恵瓊…六平直政間宮無聊…大竹まこと為三…津田寛治清水宗治…荒川良々森蘭丸…寛一郎:信長の近くで使える近習。弥助…副島淳:信長の家臣。黒人。千利休…岸部一徳:茶人。茶道を大成した。徳川家康…小林薫信長は、村重の反乱の黒幕が徳川家康だと考え、光秀に家康の暗殺を命じる。だが、秀吉は家康の暗殺を阻止することで信長と光秀を対立させようと目論み、その命を受けた新左衛門と茂助がからくも家康の暗殺を阻止することに成功する。第76回カンヌ国際映画祭 「カンヌ・プレミア」正式出品作品なお、映画『首』は、第76回カンヌ国際映画祭 「カンヌ・プレミア」正式出品作品に選出。日本の実写としては初の選出となる。現地時間2023年5月23日(火)に、世界最速ワールドプレミアとして上映。【作品詳細】映画『首』公開時期:2023年11月23日(木・祝)原作:北野武「首」(KADOKAWA刊)監督・脚本:北野武出演:ビートたけし、西島秀俊、加瀬亮、中村獅童、木村祐一、遠藤憲一、勝村政信、寺島進、桐谷健太、浅野忠信、大森南朋、六平直政、大竹まこと、津田寛治、荒川良々、寛一郎、副島淳、小林薫、岸部一徳製作:KADOKAWA
2023年04月20日