CASH、Payday…お手軽「お金アプリ」で気をつけたいこと
実際、1日足らずで7万2,000個以上の品が現金化されました。総額3億6,000万円に到達したことで、運営側は『想像をはるかに超えたサービス利用があった』と査定を緊急ストップしたのです」(山崎さん)
法律上は質商ではなく「中古品の買い取り」だというCASH。お金が振り込まれた段階で契約上は売買が成立し、返金する場合は、あくまでも“手数料を乗せて”品物を買い戻す仕組みではあるが……。
「大原則として『キャッシュを返す』という選択はしないほうがいいです。2万円ぶん換金したなら、返金手数料は3,000円。その上乗せは、高い利息のようなものです」(山崎さん)
「アイテムを送る」か「キャッシュを返す」かの選択が確定するまでは、次の取引ができないことにはなっているものの、現金化目的で利用しまくっていると、15%の“利息”がつきまとうことになる。
CASHを一時停止し、改善を図っているという運営事業者は、『Payday(ペイデイ)』というアプリのリリースも控えている。