木村拓哉 二宮和也と“初の共演”顔合わせで「無言の対決」
舞台出身の“芸達者たち”が揃い踏みといった雰囲気でしたね」(東宝関係者)
それぞれが、これまで大作にも出演してきた役者ばかり。ホン読みから全員が静かな闘志をみなぎらせていたと言う。
「検事役ですから、セリフ量も多いし、とくに法廷の場面は明瞭に話さなければならないのですが、木村さんはあえて静かにセリフを口にしているように感じました。この映画にかける決意をひしひしと感じましたね」(前出・東宝関係者)
対照的に“熱い”演技を見せていたのが二宮だという。
「二宮さんが怒りをあらわにするシーンでは、大倉さんや八嶋さんといった演技派の先輩たちに真っ正面からぶつかっていく迫力を見せていました。ハリウッド映画で鍛えた“迫力”を、初日から見せていましたね」(前出・東宝関係者)
5月放送のラジオ番組で、木村は二宮との共演についてこう語っている。
「いっしょに昼メシを食いました」
「後輩ではあるけど、彼もすごくたくさんの映画やドラマを経験しているので、“彼だったら安心できるな”っていう印象を持ちましたね」