【今週のこっち推し】へんてこ絵画を観に、2つの美術館へ!
中世から現代までの「奇想」ともいえる系譜をたどったのが、渋谷・Bunkamura ザ ミュージアムの「ベルギー奇想の系譜展」。ポスやマグリットなど30人の作家による約120点が展示中です。
目玉は日本初公開の『トゥヌグダルスの幻視』。死後の世界の拷問を描いた作品で、多くの人がその世界観にくぎ付けに。耽美でブラックユーモアにあふれたベルギー美術にふれられました。
【JUDGE!】アルチンボルド展は上下逆さでも鑑賞できる絵があり、寄せ絵の世界に引き込まれました。ベルギー奇想の系譜展も謎解き感覚で見る楽しさが。美術館慣れしてなくても楽しめる点で両者引き分けです!