くらし情報『全国で2番目に住みやすい!「富山県砺波市」は何がスゴイのか』

全国で2番目に住みやすい!「富山県砺波市」は何がスゴイのか

彼らが去ると駅前はほぼ無人となった。地元の人は車で移動しているのだろう。電車社会の東京とは大違いだ。飲食店や商店、病院などが軒を連ねる駅周辺を離れると、やがて視界が一気に開け、緑鮮やかな田園風景が広がる。田んぼの中にぽつりぽつりと、昔ながらの瓦屋根の古民家が点在するさまは、昔話の中の風景そのものだ。

「砺波では昔から、家から出てすぐに農作業ができるようにと、自分の家の周り一面が田んぼになっています。家々が連なっていないんですね。砺波のこの景観は『散居村』といって、日本でも有名です」

こう話すのは、防虫網メーカー「三恵ネット」社長・吉田直人さん(47)。
彼の家族と友人が、砺波市での暮らしについて教えてくれるという。今回、話を聞いたのは、吉田さんの妻で同社総務部で働く恵美さん(45)と、会社員をしながら「となみ野魅力発信グループ KO・RA・RE」代表として砺波市のPR活動をする河合要子さん(50)。恵美さんは、高知県土佐清水市出身。結婚して以来、岡山、兵庫、大阪と転勤で引っ越しを繰り返し、11年前に直人さんの故郷の砺波市にやってきた。 

「砺波に来て驚いたのは、ほとんどの女性が働いていること。

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