第38回「にゃんこスターに負けるな!かまいたちがすべき起死回生の策」
それは、芥川賞作家の羽田圭介さん(31)です。
15年、「スクラップ・アンド・ビルド」で第153回芥川賞を受賞。メディア露出を増やした羽田さんですが、この年の同時受賞者は「ピース」の又吉直樹さん(37)でした。芸人初の芥川賞受賞ということで、注目はすべて又吉さんのもとへ。しかしここからが羽田さんの凄いところ。彼なりのやり方で、視聴者を引きつけていきます。
芥川賞後、彼は一貫して「又吉じゃないほうの芥川賞作家です」と自己紹介し「すべては金のため作品ヒットのため」と断言。書影がプリントされたTシャツを着続けるなど、“すがすがしいまでの便乗商法”を宣言し続けてきました。
そして受賞から2年たった現在。又吉さんが長編新作を1冊発表したのに対して、羽田さんは2冊出版しています。タレント化したと思わせておいて、きっちり本業の成果を出しているのは流石の一言ではないでしょうか。
かまいたちの2人も、ぜひこの“羽田圭介作戦”を採用されてはいかがでしょうか?まずはコンビ名の書かれたTシャツを着て「ねこじゃなくてごめんなさい。