第39回「紗栄子が悩む世間のヒールな印象 実はそのままでいいワケとは」
彼女たちレベルまで反感を買ってしまうと、何をしても粗探しされるもの。いったいなぜ、そこまで“悪役色”が強くなってしまうのか。共通しているのは、まっとうな努力や苦労をチャラにするほどの突出した“ネガティブ要素”が必ずあるという点です。
神田さんなら高飛車なお嬢様というイメージ。梅宮さんならパパの存在。そして紗栄子さんなら、元夫であるダルビッシュ有さん(31)との成り上がり(に見える)結婚。それらが、イメージに影を落としているのでしょう。
彼女は「どうして?」と番組で悩みを吐露します。
しかし、ふと思うのです。嫌われることは、そんなに悪いことなのだろうかと。
よくよく考えてみると、イメージだけで勝手に悪く思われる人というのは“これ以上嫌われるリスクがない”ともいえます。たとえば紗栄子さんが不倫スキャンダルを起こしたとしても、叩かれることはないでしょう。だって、もう叩かれているのだから。
視点を変えると「好感度を保つ」というツラさを抜きにして自分の活動に専念できるのは、かなり強いと思うのです。