第41回「ブルゾンちえみに転換期…一発屋といわれないための秘訣とは」
しかしこの効果が使えるのは、印象が受け手の中で定まっていないとき。つまり好き嫌いが決まったタイミングで何度も接触しても、好感度に関係しないだけでなくコンテンツの飽きを加速させる可能性もあるのです。
これをブルゾンさんに当てはめてみましょう。すでに人気も好感度も得た彼女がどんどんネタとして量産され、人の目に触れ続けることはあまりよいことじゃないのはわかるでしょう。
ちなみに年末の忘年会も控えていますから、この流れでブルゾンちえみの余興をする人が全国的に発生するのは間違いありません。この辺がブームの“限界点”と考えるのが、まずは妥当なのかもしれません。
勢いで山を一回登りきった彼女が今からすべきこと。それはブレークを足がかりに、価値と存在感を高めることです。
ブルゾンさんの場合、売れたネタは1つ。だからいっそ豊かな才能を利用して、別の道へのシフトを検討するのもよいでしょう。
ただしどんな方向に進むにしても、彼女自身のブランドを高めるために1つおすすめしたいことがあります。それは「ブルゾンちえみ with B」