「おばさん、正視できない!」鈴木亮平の“フェロモン相撲”
死に近い熱い男たちを演じていると、すごく色っぽくなるということなんです」
林「だからみなさん色っぽいのね(笑)。色っぽいといえば、阿部正弘も外せない」
中園「江戸幕府の老中・阿部正弘は実際に大奥でワーキャー言われていた人でしたから、キャスティングも美男子の藤木直人さんですね」
林「正弘は実際、相当な美男子だったの。大奥で好かれるか好かれないかは、当時の政治にはものすごく重要だった。現代の政治家が、茶の間の女性に好かれるかが大切なのと一緒です。藤木さんが演じるなんて、素敵じゃないですか」
中園「ベテラン陣も素晴らしい。鹿賀丈史さんも本当に素敵です」
’90年の大河ドラマ『翔ぶが如く』で大久保利通を演じた鹿賀は、今作では島津斉彬の父、島津斉興役。
中園「斉彬や西郷の側から描けばヒールです。一癖も二癖もある困ったおやじを演じていただいていますが、鹿賀さんはすごくチャーミング!」
林「困ったおやじといえば、今回は私の大好きな風間杜夫さまも出ていらっしゃる!」
中園「隆盛の父・西郷吉兵衛役ですね。