くらし情報『日本人息子の仏語1位をキャベツケーキでお祝い!(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)』

2018年1月16日 17:00

日本人息子の仏語1位をキャベツケーキでお祝い!(辻仁成「ムスコ飯」エッセイ)

ゆで上がったらお湯を切って冷まし、葉は1枚ずつ水分をしっかり取る。ボウルにキャベツ以外の材料をすべて入れ、しっかりこねれば、タネの完成。タネは4等分にする。そこで、直径20cmくらいのボウルにタコ糸を放射状にセットし、芯を除いたキャベツの葉を数枚敷き、その上にタネを敷き詰める。その上にまたキャベツを敷き、タネ、キャベツ……の順番に重ねていき、最後はキャベツでしっかり蓋をし、全体をタコ糸で縛る。しっかり形を整えたら、次はトマトソース作り。ココット(鋳物の鍋)にオリーブ油をひき、潰したにんにくを加え中火にかける。そこににんじん、玉ねぎ、パセリを加えてよく炒める。
玉ねぎが透明になったらトマトピューレと水1カップ(分量外)に溶かした牛ブイヨンを加え、そこにキャベツケーキを入れ一煮立ちさせる。そして180度に予熱したオーブンにココットごと入れ、1時間半焼く。ソースの味を見て、お好みで塩・こしょうで味を調える。ココットがない場合は、鍋でソースを作り、キャベツケーキを加えて一煮立ちさせたら耐熱容器に移してアルミホイルなどで覆い、1時間半焼く。ケーキのように切り分けて出せば、家族は大喜び、頬っぺたが落ちるほどに美味しいキャベツケーキです!

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