研究所でも測れない放射能を検出…3.11被災地“母親たちのNPO”がスゴイ
公的機関に依頼すれば1検体20万円かかる測定費も、たらちねでは、個人の依頼なら1,000~3,000円に抑えた。市民からは、続々と野菜や魚、水や土などの検体が送られてきた。
「ここまで先進的な測定ができるようになったのは、お母さんスタッフたちが、子どもを守りたい一心で努力を重ねたからです」(天野氏)
※政府は原発事故後、野菜や肉、穀物などの放射能規制値を、食品1kgあたり500ベクレルと設定。1年後の’12年4月から、食品1kgあたり100ベクレルに引き下げた(水や牛乳などは別途設定)。