2018年4月4日 06:00
貴乃花親方 2階級降格の陰で景子さんが漏らした意外な本音
「まるで“見せしめ”。年寄総会でのやりとりは『あの大横綱でも逆らえばこうなるんだぞ』という内容だったと聞いています。念書のことも、親方から前もっては聞いていませんでした。きっと総会での様子を見て、従うしかないと決めたのだと思います」
こう語るのは龍神総宮社の辻本公俊祭主(65)。貴乃花親方(45)を支援し続けてきた“恩人”だ。3月29日に理事会が下したのは2階級降格処分だったが、親方は《相撲協会の皆様にご迷惑をおかけしたことを深く反省し(中略)ゼロからスタートして参ります》と全面降伏。そんな殊勝な姿勢は、貴公俊を思っての行動だったという。辻本氏が明かす。
「騒動後、親方は『たとえ貴乃花部屋が取りつぶしになってもいい。自分が解雇されてもいい。何とか貴公俊に相撲を続けさせてあげたいんです』と言っていました。貴公俊は相撲を続けられることになり、親方も解雇されませんでした。だからこれでよかったんです」
なりふり構わぬ謝罪もあって、貴公俊への処分は「一場所出場停止」のみにとどまった。