21万円ワンピ着用の小保方晴子 驚きの変化にあった転機とは
着ている洋服の値段は右肩上がりだが、彼女の服の好み自体は、以前からあまり変わっていないという。
「世の中から姿を消していた2年前、瀬戸内寂聴さん(95)との対談で久しぶりに姿を見せた際のドレスも、今回と同じ白色。自分は潔白ーーそう訴えるかのような、クリーンで無垢な雰囲気のデザインでした。でも、今回のグッチのワンピースは胸元にフリルやリボンがあしらわれた派手なデザイン。“勝負服”というか、『返り咲いてやる!』といった意欲が見えます。2年前よりも自信が回復したのか、“野望”すら感じられますね」
プロの目にも過去との違いがはっきり見てとれるようだ。今回の著書には、論文ねつ造を指摘されて“どん底”に落ちた日々から、彼女がどうやってここまで這い上がってきたかが、克明に描かれている。日記は、理研を依願退職した直後の14年12月31日から始まるが、当時は一歩も外に出ず引きこもる生活だったという。
《一日に何度も死にたいと思って、気が付けば真剣に方法を考えてしまう日々が続いている(15年1月24日)