2018年4月11日 11:00
山崎元が伝授「子どもから老人まで『お金の教養』を知ろう!」
誰かに何か『いいこと』を提供してあげたときに、その対価として『感謝の印』としてもらえるものーー。こうして手に入れたお金は、次は自分が誰かのために使うことができます。そうやって社会をぐるぐる回っている、それがお金です」(山崎さん・以下同)
■感情は不要、お金は合理的に取り扱うべし!
「お金は、嫉妬や欲、不安、喜びと、いろいろな感情に巻き込まれやすいものです。だからこそ銭勘定は、意識的に淡々とすべきです。お金は、手段と考えて合理的に取り扱うのがお金と上手につきあうコツです」
■理想は自分がよく働き、お金も働かせること!
「わが家では、よく親子でお金についての話をします。重要なことは、働いてお金を稼ぐこと。次にお金を貯めること、そして、そのお金を運用しながら社会に参加させていくことだと。私の母も、口癖のように『息をするように、お金のことが気にならないのが理想だね』と言っていました。
お金は、幸せな人生を送るうえで必要な道具。家族全員が上手に使いこなせるよう、毎日の鍛錬が必要なのです」
どんなエリートでもお金で失敗する人は大勢いる。