くらし情報『文音『ばあちゃんロード』W主演・草笛光子から学んだこと』

2018年4月14日 06:00

文音『ばあちゃんロード』W主演・草笛光子から学んだこと

今回、10年という節目で、『ばぁちゃんロード』のような作品をできたことは本当によかったなあと思います。何よりも、「私は、やっぱり映画がいちばん好きだ!」って再認識できたことがうれしくて。映画を作る現場が大好きなんです。これまで、何度となく“将来、どういう女優になりたい?”って問われてきて、これまでは、サイコパスや殺人鬼などインパクトのある役をやりたい、と。そのほうが役者として成長できると思っていたんです。でも、『ばぁちゃんロード』をやり終えて、リアリティーのあるお芝居というものにもっと寄り添っていきたいと思うようになりました。等身大な役ほど、掘り下げれば掘り下げるほど、どんどん追求できるような気がするし、もしかしたら、そっちのほうが難しいのかもしれない、と。ようやく答えが見つかったような気持ちです。


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――昨年から出演作品が続いていますし、30代に向けて運気が上向きな感じですね。

よくなっていればいいなって思います。でも、自分自身のなかでは、よくなっている実感は全くないですね。主演が続いたからって安心できるわけでもないし、本当、この世界っていつ仕事がなくなるかわからないですから。

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