アメコミ映画が苦手な人こそ見て!「中年ヒーローの家族物語」
彼が育った地区は犯罪や殺人が多く、父親を殺された過去があり、9年前にヒーローを引退したという設定です。
このジェファーソンがいい味を出していて、中年の悲哀をまといつつ、包容力のあるキャラクターは好感度満点!学校では生徒の目線に立って、時に厳しく、しかし愛情を持って接する姿には、どこか懐かしの金八先生のようなノリも感じられたり。
一方、家庭では2人の娘、アニッサとジェニファーの良き父であろうと努力し、愛する元妻リンとは復縁を熱望中。そんな中、かつてブラックライトニングが鎮静化させたはずのギャング集団100(ハンドレッド)が再び活発化。街の治安は悪化の一途をたどる現状に、住人たちからブラックライトニング待望論が盛り上がります。ジェファーソンはニーズに応える形で、渋々ながらも覆面ヒーローとして復活を遂げることに。
ブラックライトニングは、電気を操り、電撃を食らわせて相手を倒すスーパーヒーローです。中年になったジェファーソンは、もう年だから「肉体的にも精神的にも辛い」と弱音を吐きまくり。
さらに、倒しても倒しても悪には限りがなく、以前のようなハードなヒーローライフに戻ったら、元妻との復縁が遠のくことも懸案事項。