「もし生活に困ったら、これを売ってお金にしなさい」20歳のときに父から贈られた「あるもの」には、実は祖父が関係していて…
20歳の誕生日、父からプレゼントされたものは……
(※写真はイメージです)
私が20歳の誕生日を迎えた日に、父からダイヤモンドが埋め込まれた腕時計を渡されました。
「これ何?」と父に聞いてみると、その時計は父のお父さん、すなわち私の祖父から渡された物だということです。ちなみに、父も20歳になった時に受け継いだとのこと。
ただ、その時計は私にはちょっと派手すぎて日常的に使い回すにはかなり気が引けるデザインで……。
そこで、「まぁうれしいけど、この時計、自分にはちょっと扱いづらいな」と父にぼやくと、父は……。
祖父と父の絆が詰まったこの時計を、これからも大事に引き継いでいきたい
(※写真はイメージです)
「もし、これから生活に困ったときがあったら、この時計を売ってお金にしなさい」
父もそう言われて、祖父から受け取ったそうです。
さらに父からは、「お前の子どもが20歳を迎えたら、同じようにこの時計を渡しなさい」と言われ、私は「この時計は、家族を思う気持ちが詰まった時計なんだな」と、実感しました。
またそれと当時に、「代々受け継がれたこの時計は、絶対売らないようにしなきゃな!」