第2次エディー・ジャパンの新たな船出は1勝4敗も、ジョーンズHC「チームを変革させるには時間と忍耐が必要」
日本には有望なタレントが揃い、勇敢でタフネスを発揮し、粘り強く戦ったが、相手が一枚も二枚も上手だった。現段階では、対戦したチームは我々よりも格上だということを認識しなければならない。魔法の粉をかけて突然すべてが劇的に変わるわけではない。ハードワークを続けていくことが必要だ」
トップ10の強豪に勝つようになるまで、どのくらい時間を要するのか聞かれると、指揮官はこう答えた。
「正直に言うと、いつとは言えない。このような若いチームを勝てるようにするためにはハードワークし続ける必要がある。そして、どこかの試合でブレイクスルーを起こす必要があると思う。チームはブレイクスルーを経て、上昇気流に乗ることがある。
これまでの経験で言うと、2013年のウェールズ代表戦がブレイクスルーとなり、チームの中で本当に自分たちのことを信じはじめ、自分たちはやれると信じ抜くができた。今回のチームが、いつブレイクスルーを迎えるかはわからない。ただハードワークを続け、信念を貫き、正しい選手をセレクションして、そのブレイクスルーの時を迎えたい。その時は必ずくると思う」
リーチ マイケル(C)スエイシナオヨシ
リーチ主将とSH齋藤直人は『PNC』には参加しないとジョーンズHCは明言した。