第2次エディー・ジャパンの新たな船出は1勝4敗も、ジョーンズHC「チームを変革させるには時間と忍耐が必要」
我々はキャリーメーターに優れている。アタックは素晴らしい。キッキングゲームを追加する必要があるが、それは経験を積めばほとんどできるようになる。だから、3、4年かけて発展させたい。
我々の規律、ペナルティの数はかなりよかった。ジョージア戦ではレッドカードとイエローカードがあったが、我々は規律を保って戦っている。一貫してできなかったのは、ボールをターンオーバーされた回数。イタリア戦では、イタリアが18回に対して我々は27回もターンオーバーされた。
それがそのまま勝敗を分ける要因となった。その内訳はラインアウトで7回ターンオーバーされた。その点が我々が勝つか負けるかを分けている。もうひとつターンオーバーの要因となったハンドリングエラーがある。9回もボールを相手に返してしまった。だが、その部分は個人のスキルの問題なので、高めていくしかない。もしターンオーバーレートを減らすことができれば、試合に勝つ確率も上がるだろう。もうひとつ、ラグビーのやり方を学び直す必要がある。
相手のゴールラインまで行くと、15人のディフェンダーがいる。(横幅が)60mだから、(ディフェンダー)ふたりの間にスペースはない。そこでオーソドックスなパワーゲームに戻ってしまった。