『TOHO MUSICAL LAB.』がおよそ3年ぶりに再始動!高羽彩×有澤樟太郎×池田亮×東啓介座談会
......テーマが似ているのは偶然なんですよね?
高羽・池田偶然です。
有澤そうなんです、ファンタジー色の強い作品ではなく、「お仕事」がテーマだからこそ、本当にみんなに刺さると思うんですよ。1個1個の歌詞やセリフがダイレクトに 届けられて、ミュージカルの魅力がたっぷり詰められるんじゃないかな。
高羽私は普段ストレートプレイを書くことが多いのですが、ミュージカルはストレートプレイとは違って音楽があるから、ある種強制的にお客様の心の扉をバコッ! と開いちゃう力がある。ストレートプレイで渾々と何かメッセージを伝えるよりも、もっとダイレクトに、おりゃー! と......
東ははは、文面で伝わるかな(笑)
高羽おりゃー! と書いてください(笑)。お客様の心に直接触れて、ぐいっ! とすることはミュージカルだからこそできると思うんです。
非日常的なミュージカルという空間と、お仕事ものという日常に即したテーマが重なったとき。お客様の日常の中に非日常を届けることができたら素敵だなと思うんです。
まるでその人たちの毎日にも歌が溢れているかのような、明日電車に乗るときに自分の中でテーマソングがかかるような、そんなことができるんじゃないかなと思って。