城田優・志尊淳が兄弟役で見せた信頼関係「抜群のコンビネーションでした」
についても尋ねてみた。
「祖母ですね。母を生んだ、僕にとって祖母にあたる人は、母を生んですぐに亡くなってしまいました。母が一度も会った記憶がないそうで、“できることなら数秒でも会いたかった”と口にしていました。その想いはこの作品に重なるなって。僕は母のことをすごく尊敬していて、自分の人生観や性格は母親から受け継いだものだと思っています。そんな母を産んだ人はどんな人だったんだろう?僕も会ってみたいですね」(城田)
「僕には、ずっと一緒に暮らしていた、相棒みたいな存在のワンちゃんがいたんですけど、地方での仕事で家をあけている間に亡くなってしまったんです。僕は生きている時の姿しか知らなくて、“まだどこかにいるんじゃないか”という想いが残っているんです。
もし魔法が使えたら、きちんとお別れしたいな」(志尊)
今回のインタビューでも、イアンとバーリーの兄弟役を演じたことを本当に楽しそうに語ってくれた志尊と城田。ふたりにとって、本当に思い入れのある作品になったようだ。
「数年ぶりの共演がこの映画で本当に嬉しいよ、ご褒美みたいな仕事だよね!」(城田)
「今、ふたりで一緒に宣伝をしている日々がすごく楽しくて。