くらし情報『adieu(上白石萌歌)、歌を届ける喜びを噛み締めた初ワンマンライブ「本当に今この時間が幸せ」』

2021年8月26日 19:45

adieu(上白石萌歌)、歌を届ける喜びを噛み締めた初ワンマンライブ「本当に今この時間が幸せ」

次の曲はアプリュでやるのが一番楽しみだった曲です」と「シンクロナイズ」(塩入冬湖 作詞・作曲)を披露。

彼女も血がたぎるようなパンチのあるバンドサウンドだと言っていたが、実際、爆音で鳴らされるシューゲイザーの音は重たく分厚い。終盤に向かってより激しさは増していくのだが、adieuの声もまた、透明感はそのままに、どんどん太くなっていくようだった。どんな爆音の中にでも通る声というのがあるのだ。「ありがとー!」と手を広げ、はにかみながら「今、ライブやってるなって思いました」とadieu。会場の景色をガラリと変えた瞬間だった。

はじまりの曲「ナラタージュ」で魅せた4年間の成長

そして、16歳のころadieuとして初めて声を吹き込んだ楽曲「ナラタージュ」への思いを語り始めた。同名映画の主題歌として野田洋次郎が作詞・作曲し、adieuとして顔も名前も伏せて歌うことになった彼女は、同曲への出会いとともに衝撃を受けたと当時を思い返した。
制服のままレコーディングをしていたというが、プロデューサーのYaffleはその当時から、今に至るまで一緒に音楽を作っている。「adieuのはじまりの曲です」と紹介し、Yaffleによるローズピアノとadieuの声で始まり、バンドの音が重なって行く。

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