2021年7月26日 18:00
小西遼生×瀬戸カトリーヌが語る、ミュージカル『ピーターパン』の魅力とは?
かなりポテンシャルが高い役なんです。なので、役者自身としても、やりどころが多いです。ピーターパンと表裏一体の部分が、とても魅力的ですね。
瀬戸:光と影みたいですね。私もやってみたいです、フック船長(笑)
小西:あはは、確かにちょっと見てみたい(笑)
――瀬戸さんはダーリング夫人役についてはいかがですか?
瀬戸:ウェンディを演じた経験もありますが、改めて母親としてのダーリング夫人を演じて感じるのは、帰ってくる場所がある、帰ってくるのを待つ人がいるというのは、すごく素敵だなということ。
母としてこの作品を見ると、子どもが行方不明になって、もしかしたら戻ってこないかもしれないという状況ですから、非常に切ない気持ちになるわけです。
なので、お客様が親子で見に来られたときは、親子で感じることが全然違うでしょうね。それも面白いポイントです。
英国のキャサリン妃をイメージしながら、大地のように温かいお母さんを演じられたらいいなと思っています。
――取材の段階からおふたりのコンビネーションの良さが伝わるのですが、お互いの俳優としての印象を教えてください。
小西:僕はひと言で言えます。ひょうきんです(笑)。