くらし情報『“品格”を大事に男役を追求、 宝塚歌劇団星組男役スター・愛月ひかる退団への思い』

2021年9月13日 12:00

“品格”を大事に男役を追求、 宝塚歌劇団星組男役スター・愛月ひかる退団への思い

「滅びてしまった芦名一族を復活させたいという思いに執着している人物で、この舞台では、“年齢が分からないくらい美しく妖艶で怖い”というイメージでビジュアルを作らせていただく予定です」。これまで数多くのヒール役を演じてきた愛月。「今、タカラヅカの中で私が一番ラスボスみたいな役を演じるのが得意なんじゃないかなと思っていて(笑)。今回の役も自分に合っているなと思います」。

第二幕は、宝塚歌劇の永遠のテーマ“男役の美学”を追求する“ダンディズム”シリーズで、1995年花組・真矢みき主演の『ダンディズム!』、2006年星組・湖月わたる主演の『ネオ・ダンディズム!』に続く第三弾となる。「とてもクラシカルな雰囲気のロマンチックレビューで、私がこれまで男役として突き詰めてきたものすべてが詰まったショーになると思います」。中でも注目は“白い軍服”で踊る場面だ。「私の憧れの役として、『うたかたの恋』のルドルフをやりたいとずっと『宝塚おとめ』に書いていたのを演出の岡田敬二先生が知ってくださっていて、“最後は愛月に軍服を着せたい”と仰っていただきました。
念願の真っ白な軍服で出させていただくのですが、一歩二歩歩くだけでも華やかさが出る、男役の原点のような場面だと思います。

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