『民衆の歌』ほか豪華な歌唱に期待高まる 現・帝劇最後の『レ・ミゼラブル』製作発表会見に総勢84名キャストが勢揃い
小野田龍之介(中央)
ルミーナ(中央)
山田健登(中央)
水江萌々子(中央)
染谷洸太と樹里咲穂(それぞれマイク中央)
木内健人(左側マイク中央)
音楽監督・山口琇也が指揮をする迫力の歌唱披露は、製作発表記者会見とは思えぬミニコンサートのような豪華なひと時。2024年キャストに期待感を抱くに充分なアピールとなった。
吉原光夫「帝劇と仲直りして終えられたら」
歌唱披露に続いて、プリンシパルキャスト26名による挨拶と質疑応答も。
ジャン・バルジャン役は2011年から務める吉原光夫、2019年から務める佐藤隆紀、初参加の飯田洋輔の3人。
ジャン・バルジャン役の吉原光夫(前列中央)、佐藤隆紀(前列左)、飯田洋輔(前列右)
吉原は「2011年の初出演の時、僕も飯田君と同じく製作発表で『独白』を“歌わされ”ました。この劇場は舞台に立つと、宇宙に飲み込まれているような感覚になる。その時のトラウマでこの劇場が嫌いで嫌いでしょうがなくなったのですが(苦笑)……でも多分本当は好きなんですよ。この大嫌いな劇場をこの作品で(自分としては)幕を閉じられるというのは意味のあることだと思う。
帝劇と仲直りして楽しく終えられたら」