『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』LiSAインタビュー「重くて長い手紙のような歌」
への想いを重ねてもらうために、重〜い長〜い手紙のような内容を綴って、梶浦さんにお送りしました」
2010年のデビュー以降、数多のアニメ作品に関わってきた彼女。『鬼滅の刃』は、自身のキャリアにとって、どのような位置づけになるのだろうか?
「これまで一つひとつの作品に誠実に向き合ってきた中の大切な作品のひとつです。それが、すごくたくさんの方に受け入れていただいて、作品と共に音楽を愛していただくという、大きな経験をさせていただきました。それが自分自身のこれまでの作品との向き合い方だったり、制作の仕方だったりにすごく自信を持たせてもらった感覚ですね」
『紅蓮華』では、昨年の「NHK紅白歌合戦」に初出場を果たし、マスメディアだけでなく、筆者自身、近所の幼稚園児も『紅蓮華』を口ずさんでいる場面を見かけた経験がある。近年あまりみられなかった「国民的ヒット曲」を生んだ歌手となったといえる。
「私も、お子さんがあの曲を歌っているというお話をよく伺うので、本当に愛されている曲なんだと実感しています。私の楽曲は、キーも高いですし、テンポも速く難しい曲が多いです。そんな『紅蓮華』という曲をお子さんが歌っているという事実に、すごく驚いています。