2021年11月22日 07:00
「“お互いに理解すること”を描いた映画」プロデューサーが語るディズニー最新作『ミラベルと魔法だらけの家』
(C)2021 Disney. All Rights Reserved.
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ミラベルと魔法だらけの家』が今週末26日(金)から公開になる。本作はコロナ禍で制作が進められ、いつもより多くの困難が制作陣の前に立ちはだかったが、プロデューサーを務めたイヴェット・メリノは「映画を作る過程ではいつも予想外のことが起こり、予想外の解決策が見つかって、自分たちも驚くのです」と笑顔を見せる。
ディズニーの、いや世界で最初のカラー長編アニメーション映画『白雪姫』がアメリカで公開されたのは1937年のこと。以降、スタジオは数々の名作を手がけてきた。最新作はメリノと、スタジオのプレジデントも務めるクラーク・スペンサーが共同でプロデュースし、『ズートピア』でタッグを組んだバイロン・ハワード監督とジャレド・ブッシュ監督、そしてふたりの熱烈なオファーを受けて共同監督として本作に加わったシャリース・カストロ・スミスが集まって企画が立ち上がった。
「まず3人の監督たちと話す中で、“家族についての映画をつくろう”ということになりました」とメリノは振り返る。「とは言え、家族と言ってもさまざまな形がありますし、家族の中にもさまざまな人がいる。