くらし情報『「“お互いに理解すること”を描いた映画」プロデューサーが語るディズニー最新作『ミラベルと魔法だらけの家』』

2021年11月22日 07:00

「“お互いに理解すること”を描いた映画」プロデューサーが語るディズニー最新作『ミラベルと魔法だらけの家』

監督のバイロンとジャレドは『ズートピア』で偏見やバイアスといったテーマを素晴らしい物語で表現しましたけど、今回の映画でもそのテーマは続いていて、物事をより広い視点で見たり、これとは違う視点から相手を理解することが描かれるわけです」

動物たちが暮らす世界を舞台にした『ズートピア』では、愛らしくて小さなウサギの女性警官と、ずる賢いと思われているキツネのコンビを主人公に、偏見や思い込み、バイアスを外して相手と向き合うことの大切さが描かれたが、そのテーマを自分が一番よく知っている“はず”の家族を題材に描いたのが『ミラベルと魔法だらけの家』だ。

一方で、メリノたちは本作を「アニメーションならではの表現」で描くことにこだわったという。

「キャラクターをよく理解して、さらにつっこんで深い部分まで描いてもらうようにスタジオのアーティストたちに繰り返しお願いしました。劇中に登場する魔法、たとえば力持ちのルイーサが大きな石橋を楽々と持ち上げたり、変身のギフトをもつカミロが次々と姿を変えていく場面は、アニメーションだから最もよく描けると思うんです。だから映画をつくる過程では“アニメーションだから深く描くことができるもの、アニメーションでなければ表現できないもの”を探して自問する日々が続きました。

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