くらし情報『1950年代のレトロかわいい“マイホーム”が現代を映し出す、『Home, I’m Darling~愛しのマイホーム~』観劇レポート』

2021年10月23日 12:00

1950年代のレトロかわいい“マイホーム”が現代を映し出す、『Home, I’m Darling~愛しのマイホーム~』観劇レポート

上手の下段から時計回りに、ダイニング・リビング・寝室・バスルームの4部屋に分かれており、ベッド上には「Ideal Home(=理想的な我が家)」と書かれたポスター、キッチンには多少機能に劣ってもわざわざ探してまで設置した旧型の冷蔵庫などが。夫婦が1950年代を体現するアイテム選びにこだわった形跡がいたるところに見受けられる。

1950年代のレトロかわいい“マイホーム”が現代を映し出す、『Home, I’m Darling~愛しのマイホーム~』観劇レポート

『Home, I’m Darling~愛しのマイホーム~』より
だがこの暮らしを維持するために出費はかさみ、家計が火の車に陥っていることをジョニーは知らない。そこでジュディはハウスメーカーの営業マンとして働く夫の昇進手当を期待し、ジョニーの新しい上司アレックス(江口)を自宅に招いて1950年代風にもてなすことに。しかし現代的で若いアレックスと、レトロファッション全開のジュディはどこか噛み合わない。


1950年代のレトロかわいい“マイホーム”が現代を映し出す、『Home, I’m Darling~愛しのマイホーム~』観劇レポート
『Home, I’m Darling~愛しのマイホーム~』より
1950年代といえば、洋の東西を問わず女性が現代よりも生きにくかった時代。ジュディの母シルヴィアは、それでも当時のライフスタイルにこだわり謳歌しようとする娘の考えを理解できない。この不協和音が響く“マイホーム”に、同じく1950年代フリークの友人フラン(青木)

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