「山人音楽祭」奇跡が続いて、新しい軌跡を作った笑顔の2日間。最終日を最速レポート
つねにゼロ距離のハルカミライのライブは、フェスでも変わらない。「去年に引き続き今年も呼んでもらえて嬉しい」と昨年のステージや打上げでのことも鮮明に覚えていると話すと、「それだけ去年はよかった。今年はそれを更新するってことだよね。山人、今年も騒ごうか」と『ファイト!!』や『春のテーマ』など猛烈にエネルギッシュなアンサンブルとともに聴かせていく。アカペラで歌い出した歌が、いつしか観客にリアルに語りかけるようなMCになり、そしていつの間にか全員でコブシを振るいシンガロングする歌になっている。今という瞬間をバンドと観客が渾然一体となって作り出しているようなエネルギーが、ここに渦巻いている。『世界を終わらせて』や『PEAK’D YELLOW』をじっくりと聴かせ、また語りかけるように『アストロビスタ』や『エース』を響かせて、頭から疾風怒涛の勢いで駆け抜けていったハルカミライ。最後は時間が余ったということで、橋本が弾き語りで『これさえあればいい』を披露する温かでスペシャルな時間となった。
SHANK
15:20〜榛名STAGE
SHANKは、今年1月からサポートを務めてきた早川尚希が4月に正式加入。