「山人音楽祭」奇跡が続いて、新しい軌跡を作った笑顔の2日間。最終日を最速レポート
『山人音楽祭』自体にはその後も出演していたものの、思い入れのあるステージに5年ぶりの帰還ということで、喜びもひとしお。1曲目の『Don’t』では〈山人音楽祭は最高だろう〉と歌詞を替え、妙義STAGE復活を観客と一緒に喜んだ。小さな体の奥底から出てくる魂の歌が、風とともに野外を吹き抜ける。Nakamuraにとって『山人音楽祭』はデビュー以降ずっと自分を呼び続けてくれているフェスであり、その感謝から、「(観客に)“音楽とか山人ってやっぱり最高だな”と思ってもらえるように、お手伝いができたら」という想いがあるという。『YAMABIKO』でNakamuraが観客にマイクを向けると、オーオーオーオーと大きな歌声が。レぺゼンを大事にするNakamuraと『山人音楽祭』のオーディエンスの精神性ががっちり噛み合った瞬間だった。
ROTTENGRAFFTY
15:50〜赤城STAGE
地響きするようなヘヴィなバンド・アンサンブルとツインボーカルによる波状攻撃で、頭からフルスロットルで飛ばしていったROTTENGRAFFTY。「群馬のローカルヤンキー、群馬のビジュアル系G-FREAK FACTORY、は?!それは俺のことだろ。