「山人音楽祭」奇跡が続いて、新しい軌跡を作った笑顔の2日間。最終日を最速レポート
彼らも今年結成20周年という大きな節目を迎えたが、新体制SHANKのサウンドはまたしてもパワーアップしており、ちょっと驚くほどのレベルだった。早川のドラムは一打一打が重い。それによって、バンド自体も重心が低くなり、骨太かつ重厚なサウンドへと進化を遂げていた。ゆえに、これまで聴いてきた楽曲がまた新鮮な形で響く。『Hope』などは重厚なドラムが活きていて、腹にズシッと迫る説得力を感じさせる。やはり3ピース・バンドは、メンバーがひとり替わるだけで激変するのだ。
ライブ後半の『Set the fire』冒頭でG-FREAK FACTORYの茂木(vo)がステージにフラッと姿を見せ、同曲が始まった瞬間に肩車→サーフする観客の数に圧倒されてしまうほど。
「G-FREAK FACTORYいつもありがとうございます!ずっと昔から愛してます!」と庵原将平(vo/b)は感謝の言葉を述べ、ローカル・バンドの先輩に対して、最大限のリスペクトを込めた演奏に心が震えた。
NakamuraEmi
15:30〜妙義STAGE
「妙義STAGE、帰ってきました!」と笑顔のNakamuraEmiは、2019年の妙義STAGEにも出演していた。