「山人音楽祭」奇跡が続いて、新しい軌跡を作った笑顔の2日間。最終日を最速レポート
のステージは賑やかな『LITTLE GIANT』でスタートした。「今年も最年長だと思うけど、今日も飛ばしていきます」と挨拶するLOW IQ 01。豊かな音楽的知識と好奇心で構築されたパンクチューンの数々はキャリアを経て貫禄を増しているものの、演奏やステージングは誰よりエネルギッシュでハッピーなバイブスに満ちている。フロアはたちまちもみくちゃだ。TOSHI-LOWがコーラスで登場してグッドメロディを引き立てた『SNOWMAN』、普遍的なビター&スウィートなメロディに歓喜のコブシが上がる『SO EASY』、そして後半『OUT IN BLOOM』からの3連投では4人の重厚で激熱なアンサンブルでフロアのボルテージを上昇させる(『BIG LITTLE LIES』ではSCAFULL KINGのホーンふたりが華を添えた)。「あ、ば、れ、ろ!」と叫び、ラストの『WHAT’S BORDERLESS』までギアを上げ続けるステージに食らいつくように、観客も全力で暴れまわる時間となった。
上州弾語組合
13:30〜妙義STAGE
前日とは違うメンバーでの出演となった上州弾語組合は、群馬県で活動する音楽家の集まりだ。