2022年4月22日 07:00
沢木イーグルスが11連勝ワイルドナイツを止めるのか? 最後のトップリーグ王者が初代王座へ突き進むのか?
8分にFB小倉順平のPGで横浜Eが先制したが、6分後にはSO松田力のPGで同点。その後互いに決め手を欠いたが、前半の内に埼玉WKにトライを奪われた。36分オーストラリア代表42キャップのWTBマリカ・コロインベテからのパスが乱れるもCTBディラン・ライリーが拾いそのまま走り抜けて3-10で折り返した。
51分、埼玉WKは稲垣啓太&平野翔平の両PR、HO坂手淳史主将、FLラクラン・ボーシェー&福井翔大と一気に5枚替え、ギアを一段上げた。56分にスクラムからコロインベテが抜け、新加入のボーシェー、ウエールズ代表20キャップのCTBハドレー・パークスとつないでトライを奪うと、69分には松田がPGを成功。75分には松田が右サイドに張ったWTB竹山晃暉へキックパスをズバリ。終わってみれば3-27。横浜Eは埼玉WKの堅守と決定力、そして卓越した試合巧者ぶりに屈したのだった。
試合後、沢木敬介監督は「試合は生き物、前半は流れを掴むチャンスがあったが、ワイルドナイツの選手の経験や上手さで、なかなか自分たちが勢いに乗ることができなかった。今日もまたいい勉強をさせてもらった」と振り返り、欠場した田村優に代わりキッカーを務めた小倉も「敵陣に入れば入るほどディフェンスが堅くなることは事前にわかっていたこと。