WILD BLUE DEBUT SHOWCASE[The First Light]レポート「どんな瞬間もお互いを支え合い、輝き合える存在でありますように」
と言われると、なぜか小声で「そうですね」と囁き、メンバーの笑いを誘った。ダンスの魅力について聞かれたくだりで「アドレナリンが出るとか?」と言われると「今日はすごいですね、アドレナリンが」と返す。どんどんはだけていく衣装の胸元を「見ないでください〜!」と抑える姿に、会場が「かわいい〜!」と沸き立つ場面も。
宮武は、ダンスにまつわる圧倒的な思い出として、高校最後の文化祭を挙げた。「それまで歌とダンスは好きだったけど本格的にはやっていなくて。自宅で歌っても『騒音やめて〜!』って言われたり。でも3年生のときにどうしてもやりたいと思って、僕を含めて素人たちを集めてグループをつくったんです。それでK-POPの番組に出ることになって。
そのときは自信満々でしたね、そこから壁に当たることになるんですけど」と当時を述懐した宮武は、18歳なんて最近のことだね、と言われるたびに独特の間をつくり、メンバーから突っ込みを受けた。
池田も幼少期から歌とダンスが好きで、アーティストに漠然とした憧れがあった。年齢を重ねるごとに、憧れが夢へと形を変えていくことを実感し、近所のダンススクールに通い始めたのが2年前のこと。