WILD BLUE DEBUT SHOWCASE[The First Light]レポート「どんな瞬間もお互いを支え合い、輝き合える存在でありますように」
撮影OKの『Bubbles』で熱が最高潮に
トーク企画が一段落、続けて『Bubbles』と『First Light』のパフォーマンスへ。鈴の「みんな立っちゃおうか!」の掛け声に導かれ、くわえて『Bubbles』のみスマホで撮影OKの大盤振る舞いに客席が沸く。
飛んで跳ねて軽やかに、まさに泡のように身軽に歌って踊る5人の姿は、この時間や空間そのものが泡沫のように弾けて消える、ほんの短い時間であることを予感させているようにも思えた。
ファン一人ひとりが、いま生で目の前にいる彼らを繋ぎ止めるのに必死だ。「大切にしよう」と互いの視線を重ね合わせながら歌う5人は、繰り返し再生してきたMVからそのまま飛び出してきたかのよう。どこまでもリアルなのに、現実感がない。
夢の狭間にいたかのような『Bubbles』から『First Light』へ、暗転したステージでライトが明滅し、雰囲気ごと様変わりするのを見せつけられる。すでに出会っていた、運命で繋がった5人が、青と緑のライトが彩る幻想的なステージを掌握しながら、心の随まで融合させるダンスで会場を魅了。確実に、ここから始まる冒険への一歩が踏み出されるのを感じる。