2021年11月2日 17:00
東京公演迫る! ロンドン発の新作舞台『ザ・ドクター』埼玉公演開幕後のキャストコメント&舞台写真が解禁
新聞の一面から順に、トピックとなる記事をモンタージュしたような刺激的な作品」と感じたという。
主人公・ルースを演じる大竹しのぶは、久しぶりの現代劇といっても、「ギリシャ悲劇を演じていても、シェイクスピアを演じていても、それらが現代劇ではないという感覚は、自分の中にはない」と語り、「命というものが人間にとって大きなテーマであると思います。医師はそこに携わる人。これまでいろいろな人が、いろいろな作品で医師役をやってきていると思いますが、奇をてらわずしっかりと演じたい。『人間である前に、医師だと思っています』というルースの台詞はあるけれども、やっぱり、ひとりの人間を、演じたいなと思っています」とコメント。
奇しくも2019年にロンドン初演版を1列目の客席で観劇し、主演のジュリエット・スティーブンソンの演技に圧倒されたという大竹が、今回特に大切にしたいのは『リアリティの追求』。「言葉」を大切に、11人の俳優が濃密な人間ドラマを紡ぐ。
現代社会のあらゆる問題点を抱えながら、とある医療機関で繰り広げられるパワーゲーム。
ルースを取り巻く研究所の医師たちに、橋本さとし、橋本淳、宮崎秋人、那須凜、久保酎吉。